• 065月

    まとめてゲットした電源ケーブルから、audio-technicaのAT-PC1000を試してみました。

    先日も書いたとおり、プラグを両側とも交換してあってケーブルの向きも反対っぽいですが、とりあえずはそのままでARCAMのDACに使ってみました。
    第一印象としては低域がそれほどパワフルではなく、スッキリした表情です。
    その分、高域側に情報量と解像度が高まる傾向で、ARCAMのいつものヤニっぽさは薄らぎ、優等生な雰囲気になります。
    あと、他の電源ケーブルと較べ、エナメルっぽい艶の付き方をするのが特徴的です。

    それまで使っていた川崎電線のケーブルに比べると歪みが減っているように感じますが、それが起因しているのか、楽器がそれぞれバラバラに鳴っているような印象もあります。
    それだけ分解能が高いとも言えるし、全体的なバランスがイマイチとも言えますが、全体的には明るく元気でありつつ上品な艶もあって、優等生的ではないかと。

    ここで比較のため、これまで使っていた川崎電線に戻すと、こちらのほうが低域に厚みがあり、傾向としては先日入手したAccuphase APL-1に近いかな。
    しっかりと重心の定まった鳴り方ですが派手ではないですが、中高域はややキツさも出る部分があるように感じます。
    どちらが優秀というのは言いづらいですが、機材の特色を素直に表出させているのは川崎電線のほうかなと。

    ここでARCAMはやめて、ATOLLのほうに繋いでみることに。
    せっかくですので両端のプラグを入れ替え、ケーブルの向きを変えてみました。
    ちなみにケーブルの向きで音が変わるのか?というのも非常に議論の分かれるところですけど、個人的にはシールド絡みで構造に違いのあるもの以外ではほとんど関係ないかな、と捉えていますが、一応気分的に…ということで。
    こちらもortofonといつでも交換できる状態にしつつ試聴してみると、低域はやはり薄味で、中高域がやや強めに出ます。
    エナメルっぽい艶の付き方はやはりARCAMの時と同様なので、これがAT-PC1000の特色かな。
    悪くはないんですけど、これといったメリットもないのが難点でしょうか。

    ここでortofonに戻すと、こちらは当初の印象通り、純度の高い方向性でSNが上がった印象を受けます。
    艶はやや薄めですが、低域の力感を残しつつ、クールさとウォームさのさじ加減がHi-Fi志向な仕上げ方だと感じます。

    ということで結局、AT-PC1000は今のところ、ピッタリ来る場所がなかったという結論になってしまいました。
    プラグ部分の見直しでもまた違ってくるかもしれませんが、それは他のケーブルでも同様ですし…。
    電源ケーブルに限らず、もうケーブルはそろそろ飽和状態確定かな?とか思いつつも、まだいろいろお試しはやってみようと思います。

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    Filed under: Audio
    2014/05/06 12:00 pm | audio-technica AT-PC1000をお試し はコメントを受け付けていません。

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