MacBSの日常生活的日記

廉価なグラフィックイコライザ

BRIKからわりとお手軽なグラフィックイコライザ「Equalizer Stage」が少し前に発表されていたので、ちょっと廉価なイコライザ機器を調べてみました。

今は単にイコライザということが多いですが、グラフィックイコライザ、略してグライコというのは高校、大学あたりにずいぶん憧れた記憶があります。
テクニクスのとかサンスイのマイクで自動でフラットにしてくれる機種とか、カタログをもらってきたものです。

グラフィックといっても映像とは全く関係なくて、予め決まった周波数ごとにレベル調整する機材です。
これと違い、周波数位置もいじれるのがパラメトリックイコライザですね。
今はiTunesとか携帯オーディオプレーヤーでもソフトウェア処理で搭載されているので、ハードでわざわざ買おうという機会は減ってしまいました。

ただ、iPodやiPhoneは相変わらずプリセットのイコライザしか用意されてなく、先日もiPhoneアプリで調整できるものを紹介したばかりです。
Capriccio はデジタル出力でもイコライザが効くようですし、音源がiPhoneやiPad、iPod touchなら、これでもいけるかと。
ただ、コンポ類となるとそういうわけにもいかず、まだシンプルなBASSとTREBLEくらいしかないものが多いんですよねぇ。

前置きが長くなりましたが、そんなこんなで廉価なハードを探してみたんですが、やはり種類は少なめです。
BRIK Equalizer Stageも安いほうではありますけど、まだちょっと気軽さが足りないかな。
そこで見つけたのがBEHRINGERのMINIFBQ FBQ800です。
本来はPA用途なのでしょうが、それにしても数千円という価格はすごいです。
左右独立でこそないものの、9バンドでかなり細かく調整できそうです。
左右独立のほうが良ければ、FBQ1502というのもあって、こちらも1万円を切っています。

音質面では高価な機材と同等とはいかないでしょうが、最近のものはおそらく内部はデジタル処理されてると思われますし、用途によっては一台持っておいても良いかもしれません。

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