MacBSの日常生活的日記

レコードプレーヤーのハム原因

ONKYO P-308を入れた前後からだったと思うのですが、主にフォノ入力を中心に、なんとなく定位が不安定だったり、音のバランスがおかしくて困っていました。

最初は当然ながら、自分で修理したフォノイコライザー部分を疑ってP-308をやめて、LINN MAJIKを復活させたりしたのですが、それでもやはりなんとなく違和感があります。
挙げ句にはCDでも似たような印象を感じる次第で、とにかく原因不明で数日間悩まされました。

その間、各所のケーブルやスピーカーの左右を入れ替えたりと、色々試しました。
そして一つの現象を見つけたのが、レコードプレーヤーで僅かながらハムが出ている、ということでした。
スピーカーだとDC漏れなども考えられるし、音量をあまり上げると怖いので、ヘッドフォンで確認していきました。

まずは当然ながらアースを疑いました。
P-308のアース端子がちょっと曲がっていたのもあって、それも治しましたが関係ないようです。
プレーヤーの電源極性を入れ替えると良くなるという事例も見て試しましたが、逆に悪くなったくらいでした。
またカートリッジを外すとハムは聴こえなくなりますが、別のカートリッジでも発生するので、ヘッドシェルの接点やリード線には問題ないようです。

そしてふとDACの主電源を切ってみると、なんとハムが消えました!
ATOLLのDAC-100はパネル前面の電源スイッチをオフにしても待機状態になるだけで、主電源は背面にあってそれはオンのままなんですよね。
たしかにDACがトーンアームのちょうど右横にある形ですから、ノイズを拾ってもおかしくはありません。

以前開腹した内部はこんな感じですから、そんなに左端に何かノイズ源があるわけでもないと思うのですが、30cm程度横にズラしてもハムは減るものの、なくなりません。
そこでDACのみ、テーブルの下に移して、普段は主電源をオフにすることにしました。
この対処をすると、これまでの現象は雲散霧消してくれました。
ちなみに以前もレコードを聴く時にDACを付けたまま(主電源だけでなく、前面の電源もONの状態)の時に、なんとなく音が悪くなるなぁと思っていたのですが、その勘(感?)は当たっていたということになります。

そしてこの記事を書こうと自分のブログを検索していたら、こんな記事を見つけました。
この時はケーブルを悪者にしていましたが、ノイズ源自体はDAC100だったということだったのかもしれませんね。
こうなるともう全く信頼が置けなくなってしまい、CDプレーヤーはDACを経由するのをやめました。
CD-17Daにはデジタル入力もあるから、光ファイバーケーブルでDDCからも繋ごうかなと思ってるところです。

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