• 1112月

    先日のFLACの再生実験もあって、さらに高音質に24bit/96kHzの再生ができる携帯オーディオプレーヤーがないか、調べてみました。

    しかし、結論から言いますと、ほぼ全滅に近い状態なんですね。
    24bit/96kHzのFLAC自体の再生は先日のCapriccio Capriccio(카프리치오) - 최고의 오디오 플레이어 - Junho Choi, Seungjoon Leeでも可能ですし、COWONやAndroidのプレーヤーソフトでもできるものがあるようですが、内部的に16bit/48kHzあたりに丸められてしまうんです。
    ピュアオーディオでもまだそれほど普及していないのですから、仕方ないことではあるんですけどね。

    しかし、海外勢にはいくつか対応のものがありました。
    いちばんメジャーなのはHiFiMANでしょうか。
    昔のフォトストレージを思わせる前世代的なデザインではありますが、アンプカードを交換可能にしてあるなど、なかなか面白そうです。

    ポタアンで有名なiBassoからもDX100というプレーヤーが出るらしいというのを見かけました。
    24bit/192kHzに対応だそうで、これはかなり期待できるかも。
    ほかにもCOLORFLYとか、海外(ほとんど中国製ですが)には結構あるようですね。

    国内だと、すでに販売が終了していますが、VictorのXA-Vシリーズがこっそり24bit/192kHzのWAVに対応してたようです。
    容量が少ないので実用は厳しいでしょうが、今でもプレミアが付いてる感じのようで、出物があれば狙い目かも。

    あとはやはりメモリレコーダーでしょうか。
    あくまで録音が主体なので再生は意外と弱かったりするようではありますが、お値段が手頃ですしね。
    再生音質も両立しているとなると、ケンウッドのMGR-E8あたりが本命でしょうか。

    ただ、外で音楽を楽しむ場合は操作性などの要素もあるわけですしねぇ。
    もう少し競合が出てこないと、そこまで求めるのはつらいのかも。
    また、著作権保護などでSACDあたりからの変換も実質不可能なのも課題だなぁと思います。
    本来ならハイレゾ音源を配信してるONKYOあたりがそのあたりもクリアした製品を出してくれるとうれしいのですけどねぇ。

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    Filed under: Audio
    2011/12/11 7:00 pm | ハイレゾ音源対応の音楽プレーヤー はコメントを受け付けていません

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