• 027月

    ケーブル収集もそろそろ収束と思いつつ、なんとなく出張前後辺りで特にPC周りからの音の具合が変わったような気もしていました。
    ちょうど出張前後で結構入れ替わりもありましたからね。
    そこで、もう少し組み換えが必要かなとそれぞれのケーブルの定位置を検討してみました。

    まずはDH LabsのD-75から試してみると、これもなかなか優秀でCD側にSignatureを回すことも一旦やってみました。
    先日も書いたとおり、Prodacよりも鮮明な印象のあるSignatureではあるものの、それはCDプレーヤー側の変化なわけで、特にここはどちらでも良さそうです。
    またD-75で再生した場合でも優秀ということはSignatureの問題でないのは確定ですね。

    また、その先のChameleonもプラグ交換後は問題ないかな?と思いましたが、念のため、Atlas Equator MKIIIに戻しておきました。
    Equatorに戻すとAtlasらしくスッキリした出音で、透明感というよりも爽快感がありますね。
    Atlasは全般的な傾向として、QEDとCHORDの中間ラインでバランスが取りやすい印象があります。

    もう一つ、USBケーブルもACOUSTIC REVIVEさんにお借りしているものからQEDに戻してみます。
    音の厚みが減って軽快になりましたが、全体的な情報量ではやはりアコリバが圧倒的に優位です。
    ハイハットがやや耳障りになるのが特に私にとってはウィークポイントで、これも前に書きましたけど、これ、返却したら強化しないとダメだなぁというポイントですねぇ。
    ということで、ここもむしろ良い方向になってるから関係ないようです。

    そうこう試しているうちに、スピーカーからかなり大きめにハムノイズが出ているのに気づきました。
    もっと早めに気づくべきだったんでしょうけど、その点は気づきづらくしていたポイントがありまして、そこは種明かしをしてから書きたいと思います。

    そうなるともう細かな音質云々よりもそのハムノイズの原因調査が先決問題です。
    左右とも出ているが右がより強い感じで、低域側パワーアンプのLK140の電源を切っても音源のDACをケーブルごと外してもスピーカーからハムが出ますから、プリ兼高域側パワーアンプのMAJIK-IL周辺が原因ということになります。
    そこでプリアウトからLK140に繋がるAtlas Quadstarを外すと解消します。
    それではと、ここに別のケーブル(CHORD Chameleon Silver Plus)にしてみるとハムノイズは出ません。

    こうなるとQuadstarがハムの原因だったということで、幸い初期保証がまだ残っていたので店舗に送ることにしました。
    さきほども書いたように気づくのが遅れたのはこのプリ-パワー間でプリ側に起きてしまうハムノイズということで、ボリュームを絞ると小さくなってしまうためでした。
    DACからの入力の場合は普段のボリューム値が5くらいなんですけど、ごく最近、レコードを聴くようになって入力レベルの関係で17~18程度まで上げるようになったから気づいたというわけです。
    ただ、他の箇所で使っても出づらい症状ですし、テスターの導通では異常なしですから、お店でこの微妙な状況が再現するかがちょっと心配です…。
    MAJIK-ILがアースループやコールド側の影響を受けやすいのも災いしているのでしょうねぇ。

    ただ、気になっていた音のほうはQuadstarの代替にChameleon Silver Plusを持ってきたら、これまで細かな変化を気にしていたのがアホらしくなるくらい、すっきり解消しました。
    出張前にEpic Twinを導入した当初の快活で楽しい音楽が戻ってきましたし、SignatureやChameleonの情報量もそこにしっかり加わったものとなりました。
    ケーブル不良の扱いはまだ分かりませんけど、ともかく定位置がしっかり決まりさえすれば一安心です。
    これでもうホントにケーブルは一段落(のはず)です。

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    Filed under: Audio
    2014/07/02 12:00 pm | ケーブル定位置検討していたら… はコメントを受け付けていません

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