• 057月

    アムトランスからパッシブコントローラー「APCG-01S」というのが出ているようで。

    要は電源不要なプリアンプみたいなものでして、Olasonicの付録アンプの時に話題に挙げたFOSTEXのPC-1eのような製品ですね。
    かなり説明を端折っているので、実際にはずいぶん違う(お値段も)わけですけど。

    まずいちばんの違いは入力部にLundahlのトランスを使用している点でしょう。
    このメーカー自体、アムトランスが輸入元になっていて、私もライントランスとして気になってる存在です。
    この製品では2倍のゲインがあるものが使われていて、通常だと2VrmsくらいのLINE OUTの製品をパワーアンプに繋ぐようなケースでは有用かと。
    色付けがないということで使われることの多いパッシブコントローラーですけど、実際にはゲインが足りずにパワーアンプが本来の性能を発揮できないケースが多いですから、これは良い策でしょう。
    なお、LundahlはLINNのDSやPurify、Jeff Rowlandの一部でも使用されていて定評があり、トランス単体だと1万円前後から入手可能です。

    さらにボリュームもアムトランスの23接点のカーボン固定抵抗を使ったアッテネーターが使われています。
    これも部品としてアムトランスで売られているものですから、逆にいえば自作も可能なわけですけど、仕上げるのも大変ですからねぇ。
    ただ、モノラル切り替えやMuteなどの配線引き回しは無くても良いかなぁとか、そういうわがまま仕様を考えだすと最初から自分で作ったほうが良いのかもしれません。

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    Filed under: Audio
    2013/07/05 9:00 am | アムトランス APCG-01S はコメントを受け付けていません

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