スパイクインシュレーターの効果にちょっと驚いたところで、やっぱり足回りは大事なんだなと。
市販の材料で試行錯誤するのも楽しいんですが、オーディオアクセサリーとして発売されているものの完成度の高さも再認識したわけで、似た分野の「オーディオボード」についても調べてみました。
インシュレーター同様、これもオーディオ機器の足元を固めるもので、高価なものから安価なものまでたくさんありますが、まずは安いほうから。
うちでは御影石を使っていますが、これも効果はそれなりに高いものの、巷の評判通り高域に癖のある響きが乗る傾向があります。
そこで木材系のものを中心に評判の良い物を見ていくとCAVのBOARD1というのが安いですね。
素材は良くわかりませんが、見た目は極普通のパーティクルボードのようにも見えます。
スピーカーのエンクロージャーなども中身はMDF材ですから意外と良い選択肢なのかもしれませんが、これだとホームセンターなどで調達できそうな印象も出てしまいますね。
もう少し上の価格帯を見ると、SUNSHINEのS-30/40/50などが良さそうです。
純マグネシウム板とロシアンバーチのハイブリットになっていて、いかにもオーディオアクセサリーといった素材のチョイスです。
見た目は結構地味ですけど、ロシアンパーチはともかくとして純マグネシウム板はさすがに簡単に入手できるものではないですし。
あとはKRIPTONのAB500もコストパフォーマンスは良い印象です。
まぁこれがコストパフォーマンスが高いと感じる辺りはピュアオーディオ的な感覚なんですけどね。
複合素材で作るという意味では自作でもそれっぽいものは作れるのかも。
木材のほうは近くのホームセンターに桂が置いてましたが、これはちょっと柔らかそうなんですよねぇ。
市販のオーディオボードを見ると、マホガニーや黒檀、チークなどが目立つのでそういう素材と内部損失の大きそうな別の素材(コーリアンや先日紹介したピタフォームとか)で自作してみても良いかなぁ…と、結局は自作方向になってしまうんですが、もう少し高級なものも含めて学習してみようかと思ってるところです。
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