コンデンサアレイ電源

BRZHiFi 12Vリニア電源に変更していたLUMIN D1ですが、コンデンサアレイを付けたTDK LambdaのNNS30-12を見つけたので入手してみました。

NNS30-12は先日販売終了になったばかりのリニア電源で、これ単体でもそこそこ優秀だと思われます。
最大出力が4AでLUMIN D1には十分ですし、リップル&ノイズがrmsで1mV、ピークで3mV、リーク電流が50μA、入力変動が0.01%、負荷変動が0.03%だそうです。

これにDC出力にいわゆるコンデンサアレイを外付けしてあります。
まずは出力電圧を確認すると12.22Vですが、投入時はちょい高い電圧が出ることがあるようですが、それはコンデンサの電荷が抜けた場合のみです。
それでもできれば通電してからluminの電源を入れたほうが安全でしょうね。
正確なリップルまでは計測してませんが、デジタルテスターのACモードで測って3mVほどなのでまあ問題はなさそうです。

まずはLUMIN D1のデジタル出力で試してみました。
コンデンサアレイは低域が厚くなるという噂ですが、実際たしかに重心は少し下がった印象を受けます。
それより透明感の向上が高い感じで、オーディオ用にありがちな余計なケレン味がないのが良いですね。
BRZHiFiより最初に試した菊水に近い雰囲気ですし、それでいて電源の唸りがないのがありがたいです。

LUMIN D1のアナログ出力でいうとBRZHiFiのほうが艶があった気もしますけど、やっぱり雑味は圧倒的に少ないので以降はずっとこちらを使っています。
コンデンサアレイを通さなかった場合の比較もやってみようかと思いましたが特に問題もないですし、常時通電でそのまま使っています。
発熱は電源部のほうは多少ありますけど他のリニア電源と大差ないですし、ちょっとむき出しのコンデンサアレイが若干危なっかしい点を除いてはとても良い感じで機能してくれています。

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