• 212月

    CHORDのインターコネクトケーブル「Clearway RCA」を入手してみました。

    CHORDのインターコネクトケーブルはすでに以下のものを持っているのですが、Anthem Reference XLRを使ってみてわりと最近のもののほうがクセが少なめで、今のシステムとの相性が良いのではないかと。

    ・Indigo Plus
    ・Chameleon Silver Plus(2組)
    ・Cobra Plus
    ・Crimson Plus

    Clearwayはスピーカーケーブルの切り売りも以前試していて、そちらはイマイチ好みとは違ったのでやや冒険ではあったのですが、結論から申しますと想像以上に良かったです。

    まずはヘッドフォンで確認ということで、HD-7Aでそれまで使っていたChameleon Silver Plusと入れ替えてみました。
    同じ銀メッキのプラグですが、世代が新しくなりVEE3プラグとなっていますし、Tuned ARAY構造になってることもあるのか、まずプラグの嵌合が気持ち良い具合になっています。
    Indigo Plusも一時期使っていたのですが、かなり背面が窮屈なセッティングのため、プラグに負荷が掛かってしまい、音が歪んだりすることがありました。
    この頃の上位モデルはRCAプラグのセンターピンがグラグラで扱いがかなりセンシティブなんですよねぇ。

    Indigo Plusと比べても負けない、いや、より透明感のある高域を聴かせてくれますし、もう少しソリッドな音調です。
    低域はしっかり出ていますが、上位のケーブルと比べれば量感はそう多くはありません。
    むしろ、より細部にフォーカスが合っているような印象を受けるもので、ヘッドフォンで聴く場合には緻密で静寂感の高いサウンドが楽しめる分、似合っているように思います。

    対して端子を自前で交換したChameleon Plusは低音こそやや深みがあるものの、透明感は後退し、良く言えば燻された香りが漂う雰囲気となります。
    落ち着いた味わいあるものではありますが、HD600をリケーブルして鮮度が向上しただけにやや濁って感じる部分もあります。

    想像以上に良かったのもあり、今度はMusical FidelityのX-DAC V3をClearwayに変更しました。
    こちらも元々はChameleon Plus(プラグがオリジナルのもの)を使っていましたが、中低域がちょっとブーミーになりがちな傾向があるMusical Fidelityのほうが先に変更すべきかなと。

    ちなみにプラグ交換してないほうをHD-7Aにつなぎましたが、こちらの方がややClearwayに近い印象です。
    低域がさらに厚めな感じでザラつきが感じられる部分も多少ありますが、まずはメイン機材優先というところです。
    Musical FidelityはOlasonic NANO-NP1が音源で、ネットワークプレーヤー特有の静寂性の高さがより活きたものとなります。
    余韻の精度が高いのが特徴的で、かと言って残り過ぎず、痩せ過ぎないバランスの良さも気に入りました。
    音像も膨らみ過ぎなくて程よいバランスですし、帯域もよりフラット志向で精度が高いものですから、やはり新しいCHORDのほうが現代的なバランスに仕上がっているという見込みは間違っていなかったようです。
    エントリークラスのケーブルながら、上品さもありますし、これはかなり当たりだったようですね。

    そうなるともっと上位のケーブルも気になりますが、ここはあえて同じケーブルを…。
    おっと、それはまた後日ご紹介することにしておきましょう。

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    2018/02/21 12:00 pm | No Comments
  • 182月

    TELOSからアクティブアース発生器「Grounding Noise Reducer Mini 3.1」が2/20に発売だそうで。

    少し前に噂は耳にしていたのですが、いよいよ正式発表されましたね。
    GROUDING NOISE REDUCERのほうも素晴らしいアース生成能力と伺ってはいたものの、60万となるとなかなか…でしたが、今回のGNR Mini 3.1は255,000円ですから多少身近(?)になったかも。
    基本的な動作の仕組みは同じですが、アースターミナルが2個(GNRは6個)に減っている程度なので、通常用途なら差はないと考えて良いでしょう。
    ただし、GNRは2つの独立プロセッサで演算していたので、3個ずつは独立したアースとなっていましたからアースループを作らずに2系統をカバーできましたけど、今回のでそれをやろうとすると2台必要ということになります。

    アースの接続先はオーディオ機器のアース端子、それに電源タップのアース端子が想定されています。
    iFi audio iPurifier ACのアース端子につなぐことも想定しているのはなるほど、という感じがします。(代理店的な意味合いも含めて。
    付属ケーブルは双方がYラグの2本ですが、ニーズに応じてオプションでいろんなタイプが用意されているようです。
    ちなみに他の製品でスピーカーのマイナス側に繋ぐのを推奨してるものがありますが、この製品(に限らないと私は思うのですが)は電位をアクティブに生成しますから、絶対にやめておいたほうが良いと思われます。
    アンプがBTL駆動でなければ他の仮想アース装置は大丈夫なのかもしれないですが、個人的には浮遊容量の変動をもたらす要素になるだけで効果よりも危険性が高いように思うのですけどね…。(個人の感想です。

    また、電源ノイズを光に変えることで低減するという「Quantum Noise Resonator 3.1」も同日発売予定です。
    意外とこちらが興味深い気がしていて、単に光る系統のノイズ低減装置は今までもたくさんありましたが、これは一種のクリーン電源みたいな仕掛けでノイズ成分を差分検出して、それを光に変えることで消費させてしまうような考え方だと思われます。
    AccuphaseやLUXMANのクリーン電源が差分をアンプで生成した逆位相の波形で打ち消しているのに近い考え方かと。
    低い周波数領域やクリップしたような部分は補正できないでしょうけれど、オーディオ機器に影響が及びやすい高周波成分はむしろ追従性高く消せる可能性を秘めているように思います。
    お値段は215,000円ですので、小さめのクリーン電源は買えてしまいますけど、こちらは大容量の機器を繋げるようですし、パワーアンプなども含めて電源タップごと対処するのには良さそうですね。

    ただひたすら高い!とお考えの方も多いかと思いますが、iFi audioとのコラボなど将来的な展望も見える気がしますし、こういう製品の登場で刺激を受けた他社からも類似の製品が登場する可能性もあります。
    その新たな道を切り拓くという点からしてもTELOSは注目のブランドではないかと思っています。

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    2018/02/18 12:00 pm | No Comments
  • 172月

    先日導入したサウンドケアのSuper Spikeは良くなった部分が大多数ですが、一部気になる要素も出ていました。

    前回も書きましたけども、Matrix 802S2の底板はかなり薄いこともあってか、中低域がやや響きやすくなっています。
    また、リスポジから動いた場合に位相の乱れを感じる部分があり、これを改善したいなと。
    最初はこのままでも良くなった部分のほうが多いから良いか、と思っていたのですが、某氏にアドバイスしていて気づいたことがあり、まずは自分で実践してみようと。

    特に難しいことではなく、スパイクでできたスピーカー下の隙間にACOUSTIC REVIVEのアコースティック・コンディショナー「WS-1」を挟んでしまおうというアイデアです。

    少々、WS-1には可哀想な扱いになってしまいますが、隙間が結構ギリギリなのでむりやり押し込んだ感は否めません。
    ただ、音の変化は想像以上で、低域の濁りが減ってより明瞭になり、リスポジから動かない状態でも位相のブレみたいな感じが明らかに減っています。
    なにぶん狭い部屋なのもあり、大きいスピーカーをギリギリのスペースに配置していますから、壁や床からの反射音がスピーカーの下の隙間も通ってくるのでしょう。
    特に底板の強度不足はかなり顕著なので、余計に目立つのかも。

    見た目はちょっとどうかなぁというところもありますが、別に他人にお見せするためにやってるわけではありませんし、音が良いこと優先で。
    他のスピーカーは底面もそんな作りではないと思いますし、昔あったピュアシルクアブソーバーなどでも良いのかもしれません。

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    2018/02/17 12:00 pm | No Comments
  • 162月

    先日の「GS908L V2」が予想以上に効果大だったので、いつもの悪いクセで同じアライドテレシスのL2スイッチ「GS908XL V2」をさらに追加してみました。

    「GS908L V2」とそっくりな名前ですが、今回の「GS908XL V2」も同じ8ポートのギガビットイーサネット・スイッチではあります。
    大きな違いはフラッディングモードやリンクリレー、ポートのデュプレックス設定、LEDの消灯などと高機能になっている点です。

    また、LANポートが背面に移動しているので設置がスマートになるのもポイント高いですね。
    他にもパケットバッファが512KByte(GS908L V2は192KByte)と増えています。

    大きさはほぼ同じで、期待していたのはパケットバッファとLANポートの配置、それにLED消灯でした。
    今回は電源ケーブルも付属し、抜け止め金具も付いていてコレもなかなか便利です。

    機能はまだそれほど追い込んでおらず、ひとまずLEDを消灯した程度です。
    音はこちらのほうがおとなしく感じて、電源ケーブルを決めるまではGS908L V2に戻してみたりと色々試行錯誤しました。
    金具類はGS908L V2とも互換があるのでそちらに移行して、GS908XL V2はACOUSTIC REVIVE AC-2.0TripleCを割り当てたところ、コレがピッタリ来たようです。
    前回はアース非結線の電源ケーブルを使いましたが、RPC-1などで対処してあることもあってか、どうやら電源のアースをしっかり接続したほうが良好な印象です。

    またおとなしく感じたのはノイズが少ないためのようで、その点からもハブによる違いは思った以上に大きいみたいです。
    LEDオフは見た目としては静かで良いですが、音質には思ったほど影響はない気がして、むしろ電源ケーブルやWi-Fiルータからの距離、LANケーブルなどによる変化が大きい印象です。
    現状の実売価格を考えるとGS908L V2がかなり健闘している感はありますが、こちらはこちらでiMacとTime Capsuleを繋ぐのに使いたいという思惑もあり、それもバッチリです。

    最初は仮設置していて、その後Wi-Fiルータの隣に置いたのですが、そうすると音質もイマイチになりWi-Fiの負荷が増えた際に途切れやすくなったので、Wi-Fiルータの負荷もそうですが、そもそも発するノイズも多いのでしょうね。
    ひとまず、なるべく離して配置して現状は安定しています。

    iMacからNASへのアクセススピードは双方ハブを経由することもあり、ベンチマーク上の速度はやや低下しましたが、実際の使用感は安定したような印象があります。
    また、NASもハブもジャンボフレームに対応してるのでそちらも試しましたが、残念ながら現状では速度はむしろ低下してしまったので元に戻しました。
    基本的なネットワーク構成はこれで良いかなと思いますが、そこはまたいつものパターンでオーディオ的なアプローチはもうちょっと試していこうと思っています。

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    2018/02/16 12:00 pm | No Comments
  • 152月

    Ar:tioという新ブランドから個性的なイヤホン「CU1」が2/23発売予定だそうで。

    Ar:tioと書いて「アルティオ」と読むようですが、実はこのブランド、茶楽音人を手掛けていたTTRさんによるものです。
    「Ars」と「Creatio」の造語だそうですが、より創造性の高い製品を生み出していく心意気が感じられますね。

    CU1はその第一弾で、ひとことで言うと「ヘッドホンのような音を目指したイヤホン」だとか。
    私も愛用させてもらっている「Donguri-鐘 Re-Cable」もスピーカーや開放型ヘッドフォンのような音の広がりを持っていましたが、それをまた違った構造で実現しているようです。

    その構造というのが新開発のイコライザー技術「a.i.m」というものです。
    「Absorbing Ideal Mechanism」の略のようですが、カナル型固有の刺さりにつながる帯域をヘルムホルツ共鳴の仕組みを応用して、ドライバーユニットの前面にコレを配置するという独特のものです。

    もう一つの特徴はリケーブルへの対応具合です。
    最近はリケーブル対応のイヤフォンが増えていますが、大抵は左右のユニット部分で挿し替える構造ですが、このCU1はL/R分岐部分に2.5mm 4極のメスプラグを用意して、ここから交換するという、ある意味合理的な構造を取っています。
    これだと接触不良を最小限に留めることができますし、つい引っ張ってしまった場合にもそこから抜けることで断線を極力予防することができます。
    そもそもバランス接続がしっかり規格統一されていればもう少し悩みも少なくて済むのかもしれませんが、実際には大抵のケースではアンバランスで繋ぐでしょうし、その辺りも含めて合理的だと思います。

    また、保証に関しても画期的な取り組みがなされていて、生産終了までは回数制限なく「半永久保証」してくれるという自信溢れる内容です。
    もちろん、故意のものや物理的破損などは除外で、自然故障限定ではありますが、回数制限なしに無償保証をブランド初号機から実施するというのはかなり大胆なものです。
    それもMADE IN JAPANで製造・品質管理を行なっているからこそ、でしょう。

    他にもハイレゾ何処吹く風という20〜20kHz表記や18Ωと使いやすい内容や、付属イヤーピースは定評あるSpinFitのS/M/Lサイズ付属と、かなり意欲的な内容になっています。
    店頭予想価格は12,900円前後だそうで、まずは何より聴いてみたいなと感じさせる内容ですね。
    今後もRK01という別の仕組み(Six kilohertz Intercept System)を搭載したイヤフォンや、さきほどのCU1のリケーブルなどが登場予定のようですし、楽しみなブランドに成長していきそうです。

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    2018/02/15 12:00 pm | No Comments
  • 132月

    Allied TelesisのL2スイッチ「GS908L V2」を物は試しと導入してみました。

    ネットワークオーディオを構築して、一旦はNASを含めて全ての機器をWi-Fiルータに接続していたのですが、スイッチングハブに集めたほうが良いというのを見かけてそんなに違うものかなぁと思いつつ、そもそも有線LANポートの空きもギリギリになっていましたからお試ししてみる価値はあるだろうと。
    オーディオ専用というものも出ていますが、軽く調べてみた感じだとアライドテレシスの評判が良さそうでしたから、その中から実売価格(といっても中古です)が圧倒的に安かったのがこの「GS908L V2」でした。

    選ぶポイントとしては以下を重視しました。

    ・1000BASE-T対応
    ・電源が内蔵であること(ACアダプタではない)
    ・ファンレス
    ・できればJumboフレーム対応

    最初のGigabit対応は当然として、電源内蔵とファンレスはほぼ必須かなと。
    オーディオの観点からもそうですが、ACアダプタが嵩張ったりファンが煩いのは困りますからね。
    そう言いながらNASはファン装備ですけど、そっちはHDDのデータ保護の観点からもファンレスなら良いとは一概に言えないと思いますので。

    やや残念なポイントとしてはLANポートが前面にあるところと、LEDの消灯ができないところでしょうか。
    LEDの点灯はややうるさいですが、リンクスピードなどは一目瞭然なので意外と便利な部分もあります。
    なお、パケットバッファも192KBとそう多いほうではありません。

    接続するのはNANO-NP1とNASのみで、あとは上流としてルータにつなぐだけです。
    電源ケーブルも付属しなかったので、ACOUSTIC REVIVEの切り売り電源ケーブルで自作したものを割り当てました。
    肝心のネットワークオーディオの音ですが、これは明らかに変わります。
    静寂性が高まるし、騒々しい鳴り方から上品で情報量が多いものになって、ラジオ的な雰囲気が消沈しました。
    ピアニシモの表情がとても豊かになり、繊細さが出てきてくれたのは少々驚きました。
    そもそも、曲の途中で他のアクセスや電源系統のノイズによると思われる音切れが起こりづらくなり、安定したというだけでも導入の価値は十分あると思います。

    ついでにLANケーブルもそれぞれに付属のものからカテゴリー6に変更しておきました。
    こちらの効果も大きいかもしれませんが、NASの動作が明らかに機敏になりました。
    ルータに直接つないでいるiMacからのディスクスピードテストではReadが70〜80MB/s程度まで向上(以前は30〜40MB/s程度)し、Writeも30〜40MB/s程度出ています。

    こうなるともうちょっと手を入れてみたくなるのがいつもの悪いクセでして…。
    その辺りはすでに各所でつぶやいたりしていますが、後日改めてご紹介しようと思います。
    ただ、ネットワークオーディオに限らず、ルータの負荷軽減という点でもスイッチングハブの導入は意外と効果的だなと感じた次第です。

    Filed under: PC
    2018/02/13 12:00 pm | No Comments