• 189月

    腕時計を色々といじるのに小さい部分がさすがに見づらいので、キズミを手に入れることにしました。
    これまでも普通のルーペや虫眼鏡、Nikonの顕微鏡SMZ-10用の対物レンズアダプターとかで代用してたんですが、片手が塞がってしまうんですよね。
    キズミで検索すると時計用工具で有名なBERGEONのがメジャーっぽかったですが、なんとなく高級そうなESCHENBACHのほうをチョイスしました。

    ESCHENBACHのアイルーペ

    箱もなんとなくZEISSを彷彿とさせるような立派なものですが、中身が意外と軽くてシンプルなものでした。
    特にMADE IN GERMANYのシールが届いた時から剥がれかけてたのは、やや物悲しいものがあります。(どうせ剥がすんですけどね。)

    ESCHENBACHのアイルーペ

    倍率もいくつかありますが、いちばん低くて歪みも少なそうな3倍のにしました。
    そもそも時計をイジるとはいっても完全に分解するわけではなく、緩急針を調整するとか、ネジ止めの電池交換で小さなネジを外す、くらいですし。

    本来、キズミは瞼で挟んで使うんですが、これがなかなか要領よくいきません。
    一応できないことはないんですけど、作業中に落としてしまったら本末転倒ですし。
    そこで、ヘッドストラップを自作してみました。

    ESCHENBACHのアイルーペ

    エッシェンバッハのアイルーペにはフレーム部に空気抜きの穴が開けてあって、レンズの曇り防止をするようになっています。
    この穴を活用しまして、針金を中に通して曲げてあります。
    目に近いところに来ますから、針金の先が刺さらないように気をつける必要がありますけどね。
    両耳に掛けるつもりで最初は作りましたが、意外と片耳でもいけそうでしたから、手軽さをチョイスして片耳用に仕立てました。
    イヤホンのSHURE掛けをしてるような感じで使えて、なかなか便利です。

    ヘッドストラップは製品として出ているものも当然あって、そっちはベルジョンのが良さげです。
    製品ですから作りもしっかりしていて、穴に通すのではなく、ルーペの外側で固定するように工夫されていますし、各社のキズミにも大抵使えるようです。
    ともあれ、アイルーペは時計以外でもちょっと老眼細かい作業がつらいケースには両手もしっかり使えて重宝するかと思います。

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    2015/09/18 12:00 pm | ESCHENBACHのアイルーペ はコメントを受け付けていません

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