• 155月

    発売が待たれているオリンパスのマイクロフォーサーズですが、
    ちょっとフライング気味に、役員の方が「PENのフィロソフィーを持ったカメラ」
    として紹介したそうで。

    PENの名前を挙げると、一部の古くからのファンは喜ぶかと思いますが、
    ペンをご存じない方のほうが多いかもしれませんね。

    「OLYMPUS PEN」はフィルム時代のコンパクトカメラで、普通の35mmカメラの
    半分の面積で撮る、いわゆるハーフカメラです。

    ペンの歴史に関しては、オリンパスのページに詳しく解説されています。
    http://www.olympus.co.jp/jp/corc/history/camera/pen.cfm

    初期の機種はビューファインダーの目測ですが、マイクロフォーサーズの
    印象に近いのは、一眼タイプの「PEN F」シリーズかもしれません。


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    で、「フィロソフィー」ですが、語源からいくと「知恵を愛すること」という
    意味だそうです。

    ペンの知恵の根源といえば、ペンシリーズやOMシリーズの開発者である
    米谷さんと言っても過言ではないでしょう。

    ペンが生まれた理由は「作るならライカと併用できるカメラを!」といった考えが
    ベースにあったと思います。

    また、そのユニークな発想は「8割が賛同する発想には新しさがない。
    2割の人たちの支持があるうちに実行」というポリシーから生まれたのだとか。

    「オリンパス・ペン」の挑戦 (クラシックカメラ選書) 「オリンパス・ペン」の挑戦 (クラシックカメラ選書)
    米谷 美久

    by G-Tools

    そういう意味からすると、今度出るマイクロフォーサーズはデジタル一眼との
    共存を前提とした、新しいスタイルのカメラになるのでしょうか。

    PENを持ち出したからには、それに匹敵するヒットにつながってほしいなぁと
    思っています。

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    Filed under: Photo
    2009/05/15 5:37 pm | PENのフィロソフィー はコメントを受け付けていません

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