京セラレンズのデジカメ

カメラ事業からは撤退した京セラですが、京セラレンズを搭載した
コンパクトデジカメ「EXEMODE DC503」がジョーシンで発売されるそうで。
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2006/10/17/4850.html

率直な意見を言いますと、「京セラレンズ」がブランドとして通用するとは
あんまり思えないんですけどねぇ。(^^;

とはいえ、本来は由緒あるレンズ技術を引き継いでいます。
おそらく開発は「京セラオプテック」だと思うのですが、OEMでケータイ用や
スキャナ用などのレンズを生産してます。
古くは、伝説の「富岡光学」を起源とした会社でもあります。
その後、ヤシカに買収され、さらに京セラグループになったわけですが。

ただ、カメラのレンズスペックを見る限り、そういう「頑張り」を
感じられるようなものでは、どうもない感じですねぇ。

カメラは辞めたにしても、できればフォーサーズにでも参入してもらって
CONTAXブランドでレンズ供給だけでもしてくれたら面白いのに、
とか勝手に思ってみたりしてますが、やっぱり無理でしょうねぇ。

どうせ出さないなら、コシナにでも「contax」のブランドを譲り渡して
欲しいなぁ。

コメント

  1. matsumo より:

    MacBSさん、こんにちわ。

    「Finecam M400R」と言う、400万画素・10倍ズームの京セラのコンデジ、今でも使っています。望遠側ではピントが合いにくい、絵のコントラストが強い等の欠点のほか、修理対象と言う欠陥品なのですが、小さくて軽いのがいいです。

    もっとも、このコンデジを入手した理由は、他社の同スペック品の半額位で買えたからなのですが。

    そう言えば、先日、新聞で読んだのですが、「ヤシカ」ブランドは今でも、ブラジルでは非常に人気があるらしいです。

  2. MacBS より:

    matsumoさん、コメントありがとうございます。

    Finecamは画像処理プロセッサにRTUNE、
    実質はNuCOREテクノロジーのチップを搭載していて
    なかなか悪くなかったと思います。

    ただ、今回のデジカメは、レンズだけが京セラですし、
    画質的には全くの未知数ですね。
    レンズのほうも35~105mm相当はあまりに当たり前過ぎますし、
    最短撮影距離がマクロモードですら20cmというのも
    ちょっと弱いと思います。

    ヤシカについては、海外ではまだまだ人気があると思います。
    京セラは採算重視の企業体質ですから、
    今さらヤシカの名前でカメラを出すことはないでしょうねぇ。
    せめてcontaxの名前だけは、どこかに「売却」してもらいたいと
    思っていますが、なかなか難しいかもしれません。

タイトルとURLをコピーしました