• 137月

    みんぽすさんからお借りしているFUJIFILMの高倍率ズーム機「X-S1」ですが、ひと通りの確認もしたので、普通に持ち歩いて撮影してみました。

    普段、他の手持ちのカメラで使うのと同じ感覚で、RAWを中心に撮ってみましたが、やはり素子がちょっと小さいせいか、ノイズは多めだなぁという印象です。
    高倍率ズームということもあり、いつもよりはテレ寄りで撮りがちなんですが、そうなるとどうしてもISO感度が上がるという傾向もあるのかも。

    その代わり、普段ではちょっと遠くて諦めてしまう被写体も捉えられるというメリットも大きいわけで、そのあたりはバーターでしょうか。
    手ぶれ補正の効きは結果の画像を見る限りではなかなか優秀なのですが、数値上の補正効果は最近の他の機種に比べるとやや平凡なスペックかもしれません。

    近くを撮影するという点でマクロも試してみました。
    マクロ撮影については、マクロモードとスーパーマクロモードが用意されています。
    マクロモードは広角で約7cmから3.0m、望遠で約2mから3.5mを、スーパーマクロは広角端固定で約1cmから1mまでをカバーします。
    広角端は24mm相当になるので、ワーキングディスタンスを考えると普通のマクロモードのほうが使う頻度は高かったです。
    ただ、最近の他の機種と比べると、どうも合焦が遅く、合いづらい印象がありました。
    ピントが合ってしまえば非常にシャープなんですが、もう少し速いと良いかなという気がします。

    全般的には以前からのネオ一眼の進化系という印象です。
    最近はデジタル一眼レフやミラーレスも小型化してきていますが、これだけの焦点域をカバーするレンズを用意するとなると、結局かなりの荷物になってしまいます。
    また、高倍率ズームレンズでもマクロ性能はここまで強力ではないですから、そうなるとさらにマクロレンズまで必要になってしまいます。

    それらがすべてオールインワンで使えるというのは、カメラのハードウェアよりも撮影自体に集中したい方には良いのではないでしょうか。
    ただ、ノイズの削減とマクロ域での合焦スピードあたりはもう一踏ん張りしてほしいかなぁと感じました。

    Filed under: Mono Fellows
    2012/07/13 12:00 pm | FUJIFILM X-S1 レビュー 実写編 はコメントを受け付けていません

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