• 2411月

    FLASH動画を置換することでHD動画の高速かつ軽快な再生を支援してくれる「DivX HiQ」というのが出ていたので、早速試してみました。
    まだベータ版ですが、FLASHを置換してくれるだけでもなんとなくうれしいですしね。

    WindowsとMac版が用意されていますが、私はMac版で。
    対応ブラウザはWindowsだとIE、双方でFirefox、Chrome、Safariに対応しているようです。

    インストール完了後、ブラウザを再起動すると、対応サイトのFLASH部分がDivXに置換されます。
    といっても、初期表示は従来通りのFLASHで下部に切り替え用のバナーが追加されるような感じです。

    下の再生ボタンの部分をクリックすると、DivXの画面にそこだけ切り替わるという仕掛けです。

    早速、CPU負荷を調べてみますが、1080pだと、うちのMacでは120%くらいの負荷になってしまいます。
    おそらくGPUの動画再生支援を使うのでしょうが、うちのはRadeon X1600ですから、おそらく対象外なんでしょうねぇ。

    そこはちょっと予定外でしたが、720pだと、FLASHで74〜90%だったものがDivX HiQを使うことで66%前後に軽減されるようです。
    うちの環境ではそれほど劇的な効果はありませんでしたが、ハードウェアによっては負荷が半減するケースもあるみたいです。

    なお、動画は指定したサイズ分だけキャッシュされるので、何度も再生する場合にはロード時間を短縮できます。
    ただし、このキャッシュの影響なのか、直前に再生した別のビデオが再生されることがありました。
    このあたりはベータ版のバグなのかもしれませんね。
    また、YouTubeの動画を自サイトに埋込んだビデオは置換されないなど、今後の進化に期待したいところです。

    FLASHにも動画支援機能を使ったベータ版が出ていたはずですし、ブラウザの機能拡張にも似たようなものがあるので手放しにオススメすることはできませんが、HD動画を良く再生される方は試してみる価値はあるかもしれません。

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    Filed under: Mac
    2010/11/24 8:53 pm | DivX HiQ はコメントを受け付けていません

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