• 024月

    少し前に映画「真夏のオリオン」をDVDで観ました。

    終戦間近の日本海軍潜水艦「イ-77」の中で繰り広げられるストーリーです。
    タイトルの「真夏のオリオン」は別の艦の艦長でもある友人の妹さんから
    イ-77の艦長が受け取った一枚の楽譜です。
    この楽譜が織りなす戦争の悲しさと、人々の国を超えた思いが綴られていきます。

    戦争ものはあんまり好んでみないのですけど、これは若い世代の俳優さんが
    演じられてることもあってか、良くも悪くも穏やかで、気持ちに棘が刺さる
    感じがないです。

    戦いの生々しさというよりも、その心の葛藤や厳しい環境での強くて純粋な
    絆を訴えかけてくれます。
    戦争という時代を生き抜いた人々は、ひたむきで懸命だったのだと
    伝えてくれている気がしました。

    ストーリーにはあえて触れませんが、タイトルにもなっている楽譜が
    重要な要素になってるのは間違いありません。
    ただ、冒頭で現代のシーンが展開されるのですが、ここがかなりのネタバレに
    なってしまってるんですよねぇ。

    わかっていても最後は感動的なシーンになるので、そこは十分見ごたえが
    あるのですが、最初にあれだけネタバレされちゃうと、ちょっとモチベーションが
    下がっちゃうかなぁ。
    そこがちょっと欠点ですが、全般的には良質な映画だと思います。

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    Filed under: DVD
    2010/04/02 1:16 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • SKY ONE Says:

    これ「眼下の敵」のリメイクなんでしょ
    オリジナルと立場が逆のラストなのかな

    借りようかと思ったけど、キーハンター借りちゃったからなぁ
    次に借りてみようっと

  • MacBS Says:

    SKY ONEさん、コメントありがとうございます。

    眼下の敵のパクリじゃないか?というような批評も目にしましたね。
    私はそちらを知らないのでなんとも言えませんが、潜水艦の映画って似た感じのものが多いかも。

    そういえば、小さい頃、「せんすいかん」が言えなくて
    「すいせんかん」って言ってたのを思い出します。(笑)