• 1210月

    ニコンの高倍率ズームコンパクト「COOLPIX S8100」が店頭に並んでいたので、チラッとだけ触ってきました。

    まず一番最初に感じたのは「あれ?S8000より大きくなってない?」という感覚でした。
    前モデルであるS8000はガラス棚の中だったので直接の比較はできませんでしたが、帰ってから調べてみると、高さと厚さがそれぞれ2mmちょっと大きくなってます。
    また、重さが20gちょっと重くなってるので、ファーストインプレッションは間違えていなかったようです。

    ただ、グリップ性はむしろ良くなっている印象ですし、モードダイヤルが追加されたこともあって、液晶横の操作スペースにもだいぶ余裕ができています。
    また、ズームレバーの下のボディがくぼんだ感じになったので、その分、ズームレバーもちょっと大きくスムーズな動きになっていて、高倍率ズームを積極的に使いやすくなったのではないかと。

    レンズ自体はS8000と基本的に同じもののようですが、収納時のスピードは心なしかちょっと速くなったかなぁという気がしました。
    撮像素子はサイズは同じ1/2.3型ですが、14.48メガピクセルのCCDから12.75メガピクセルの裏面照射CMOSになって、最近の各社の動向にならっている感じです。

    裏面照射は低感度の画質がまだまだの部分もあるようですが、動画対応と小さな素子での高感度を考えると、現状は良い選択肢なのではないかなと。
    特にテレ端を活用する上では便利そうだなぁと思います。
    なお、画質に関しては、今回も店頭で触っただけなので詳細はわかりませんが、背面液晶も92万ドットと高精細で、それで見る限りはなかなかのものでした。

    あとの問題はS8000との価格差でしょうか。
    S8000は処分品扱いになっていて、現状だとS8100の半値ですからねぇ。
    とはいえ、前述の通り、高倍率ズームを活かし、動画撮影のニーズを考えると、メイン機の買い替えには新しいS8100のほうが良さそうですね。
    逆にサブでちょっと試してみようかという感覚なら、安くなったS8000も悪くない選択肢だと思います。

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    Filed under: DigitalPhoto
    2010/10/12 8:25 pm | COOLPIX S8100、触ってきました はコメントを受け付けていません

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