• 199月

    カメラ各社から大量の新製品が登場していますが、ライカからもそれに負けないくらいの製品、その名も「ライカ M」が登場しました。

    噂のLeica M10ではなく、数字も付かない「M」だけという名前で出てきましたが、実質、10番目のMですね。
    iPadと似た感じで、URLは「m_new」となっていますし、さしづめ、「新しいM」という感じかと。
    ユーザーやお店としては呼びづらいので、M10のほうが良かったかもですが。
    お値段は6200ユーロだそうですから、日本だと70万円台くらいかな。

    そんなライカM、いちばんの売りはライブビューと動画対応でしょう。
    デジタルになってもレンジファインダーにこだわっていましたが、簡便さも併せ持つにはやはりライブビュー対応は欠かせなかったのでしょう。
    ライブビュー対応によって、ライカRのレンズをマウントアダプタで使えるというメリットも出てきましたが、正直、それだけなら他社のミラーレスでも良いわけではありますが。

    さらに外付けEVFも装着可能で、液晶も高精細なものになったりと、機能面でも他社に負けない内容になってきました。
    お値段がそれなりだから、機能面でも期待されるのでしょうけど、本来、ライカに求められているのはそんなところよりも長く愛用できるところなのかなぁ、という気もします。
    個人的にはサイズを保ちつつ、カメラバックみたいに撮像素子部分を交換できる構造になってくれたらなぁ、なんて思いますが。

    それはさておき、撮像素子はCMOSIS社との共同開発による35mmフルサイズの2400万画素のCMOSセンサーとのこと。
    CMOSIS社は産業用の撮像素子を作っていたベンチャーのようで、FillFactoryの創業者たちが立ち上げた会社らしいです。
    そのFillFActoryも知らなかったんですけど、Cypressに買収された企業のようですね。
    Kodakのデジタル一眼レフや天体観測での採用実績があるそうですが、素子性能は未知数な部分もありそうです。

    また、同時に「ライカ M-E」という廉価モデルも出ています。
    廉価といってもライカですから、4800ユーロではありますが、35mmフルサイズの1800万画素CCD採用だそうで、従来からのライカスタイルで十分なら、こちらも魅力的な選択肢かと。
    なお、こちらはKodakのセンサーが使われているようで、液晶もこれまでどおりの23万ドットのものらしいので、M9の廉価版という位置づけだと思われます。

    Filed under: DigitalPhoto
    2012/09/19 12:00 pm | 2 Comments

2 Responses

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  • straysheep Says:

    Leicaの新製品、個人的には「Leica M-E」に興味ありますね。RF機は「BESSA R2(2002年モデル)」のOEM機である「Rollei 35RF」を使っていてある程度慣れているのと、デジイチもD700を使っていて「ライブビューは殆ど使わない」のでM-Eのスペックで充分と言う感じ。最も、日本円にしておよそ44万円程度と言う価格はポンと出せる額では無いですけれど...。

    Leica Mシリーズのデジタル版で不満を感じるのはデザイン面ですね。デジタルなので「巻き上げレバーが無い」のは仕方ないのですが、巻き戻しクランク部に「モードセレクター」でも良いのでダイヤル状の機能部品を配して欲しかったですね。そういう意味では、コシナBESSAがデザインのベースになっている「EPSON R-D1」の方がよりクラシカルで好みです。

    それと、Leicaの良さと言うのは「世代を超えて使い続けられる」と言う堅牢性と精度の高さなので、デジタルのMが果たしてM3やバルナック型のように世紀を超えて使い続けられるのかと言うのも大きな疑問。デジタルの最大の欠点は、「技術革新により画素性能があっという間に陳腐化する」と言うところにありますから...。

  • MacBS Says:

    straysheepさん、コメントありがとうございます。

    Mマウント限定で考えるとM-Eは魅力的ですね。
    うちはライカRもあるので、価格を考えなければライカMも面白いかなぁと。
    デザインに関してはジョナサン・アイブ氏デザインのモデルが限定1台作られるそうで、それでどのくらい変化するのか見てみたいものです。