• 266月

    セイコーのオールドクォーツ腕時計「KING QUARTZ」の9923-5010をだいぶ前にゲットしました。

    KING SEIKO 9923-5010

    ところがかなりの難アリでして、1日で30〜60分くらい遅れるし、電池を確認すると本来SR927SWが入ってるべきところに370(SR920SW相当)が。
    さらにはベルトも時計の根本のところで金具が外れてしまうという状態でした。
    一応、ケースを開けて清掃してみたり、手持ちの消磁器で消磁してみましたが、その時は消磁直後に思いきり進んだ後、また遅れたので、諦めて放置していました。

    KING SEIKO 9923-5010

    2ヶ月くらいそのままにしておいて、気まぐれにチラッと見てみると数十分しか遅れていません。
    その遅れはたぶん放置開始した時の分だと思われるので、「もしかして復活した?」と都合よく考えて、ちゃんと時計を合わせてそこから数日様子見してみました。

    KING SEIKO 9923-5010

    すると0.5秒進んだくらいで問題なく動作しているようです。
    消磁が効いたのか、それとも温度などでたまたま動いてるのかもしれませんが、とりあえず動いているうちに紹介しておこうかなと。
    壊れていたベルトもなんとか修理しておきました。
    まぁそもそも純正のベルトではないので、別のに変えても良かったんですけど、完全に治ったという保証もないですしね。

    KING SEIKO 9923-5010

    そんなこんなで、SEIKOのオールドクォーツが結構集まってきました。
    自分ではオリエントやシチズンのほうが好みだと思ってたんですけど、実際に腕に巻く機会が多いのは、ソーラー電波も含めて、なぜかセイコーのほうなんですよね。
    付け心地が良かったり、精度が安定していたりするからでしょうか。
    こうなってくると機械式のオールドセイコーにも手を出してみたい気もしますが、カメラ同様、腕時計も収集熱は一段落しているので、ホントにコレは!というものに出会うのをじっくり待つことにします。

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    2016/06/26 12:00 pm | KING SEIKO 9923-5010 はコメントを受け付けていません
  • 096月

    本屋さんで「THE TIMEX JOURNAL」という本を見つけました。

    4/22発売なのでもうだいぶ経ってるようですけど、TIMEXとしては初のビジュアルガイドだそうで、公式サイトでも紹介されていました。
    タイメックスは私が腕時計にハマるきっかけにもなったブランドで、廉価なイメージもありますが、意外と種類も豊富で、いかにもアメリカという作りも含めて愛されるブランドかと。

    ガイドブックというとメーカーのカタログ的なものをイメージしがちですが、この本も左側のページはビンテージものや最新モデルなど、TIMEXの時計をまるっと1ページで1本ずつ紹介しています。
    反面、その右側ではいろんな視点からTIMEXを捉えたコラム的な記事になっていて、なかなか読みごたえがある内容です。

    他にも最近出たばかりの「腕時計ライフ」など、王道の時計ムックも楽しいですけど、たまにはこういう一風変わった腕時計の本も面白いかなとオススメしてみました。
    本でも紹介されてましたが、アイドルコラボまで幅広く展開してるTIMEXの楽しさを知るには、とてもわかり易い一冊かと思います。

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    2016/06/09 12:00 pm | THE TIMEX JOURNAL はコメントを受け付けていません
  • 056月

    時事ネタとしてはちょっと古いですけど、シチズンがスイスの時計メーカー「フレデリック・コンスタント」を買収したそうで。

    CITIZENはすでにBULOVA、カンパノラにムーブメントを搭載してみせたプロサーホールディングなどを買収して、ブランド強化を図っているようです。
    フレデリック・コンスタントは私も最近の独立系ブランドの中ではなかなか好印象だったので、今回の件も良い印象で捉えています。

    ただ、それでCITIZEN自体のブランドが強化されるのか、はまた別の話かもしれません。
    なにせ名前からして「シチズン」ですから、本来、高級志向とはちょっとハズレてますからね。
    そういう意味では別のブランドで展開する必要があるわけで、それが今回のフレデリック・コンスタントやブローバで行けるか、というと、ちょっと弱いかもしれませんね。
    まぁそこがシチズンらしくて、私自身は好きですけれど。

    ちなみにブローバのほうは海外でCITIZEN(正確にはミヨタ)のムーブメントを搭載していて、以前も紹介したようにスイープ運針で年差のクォーツを展開しています。
    これを採用したものをぜひ国内でも出して欲しいと思うのですが、やっぱりまだ消費電力などがネックなのでしょうか。
    国内のみの需要で考えると、精度の高さよりもGPS、電波のほうがウケが良いでしょうし…。

    いずれにせよ、せっかく買収したことですし、それぞれの相乗効果で質の良い腕時計を出してほしいなと思います。
    その中にはおそらくスマートウォッチのようなものも入ってくるんでしょうけれど、安易に液晶表示に頼らず、別の視点でシチズンらしいものに期待したいところです。

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    2016/06/05 12:00 pm | シチズン、フレデリック・コンスタントを買収 はコメントを受け付けていません
  • 315月

    オメガのクォーツ腕時計「Seamaster ST 196.0191」をゲットしてみました。

    Omega Seamaster ST 196.0191

    シーマスターは一応ひとつ持ってるんですが、かなり小さいものだったので、しっかりメンズのが以前からずっと欲しかったんですよね。
    ただ最近はオメガ自体、高値が続いていてなかなか手が届かず、今回ようやく手にすることができました。

    Omega Seamaster ST 196.0191

    実はその前にKING SEIKOをゲットしていたのですが、これがかなりのハズレでして、1日で何十分も遅れるし、ベルトも純正ではなく、さらにそれすら壊れているという…。
    そんなモヤモヤもあって、ちょっとセーブしていた時計収集熱が暴走したところもありますね。

    Omega Seamaster ST 196.0191

    今回こそはと、届いてから念入りに確認し、時間調整をしようとリューズを引いてみますが、一段しか引けません。
    さらにリューズを回しても短針のみが動きます。
    ただ、以前にそういうモデルがあったような気がしたので調べてみますと、どうやらリューズとその真ん中にあるプッシュを併用して調整するようです。

    Omega Seamaster ST 196.0191

    リューズ側は一段引きで短針を回し日付も送ります。
    そしてプッシュを押すと秒針が止まります。
    さらにさらにプッシュを5秒以上長押ししておいて一旦戻し、すぐに押す(ダブルクリックみたいな感覚)と、秒針が早送りされ、これで長針も送れるというわけ。
    文字で説明してもよく分からないですし、実際も慣れるまでかなりコツが要ります。

    th_DSC02372_LR6

    念のため裏蓋を開けてみますと、オメガの自社製「Cal.1342」が使われていました。
    初期のシーマスターなどで使われていたようですね。
    クォーツなんですが、歯車がいくつか見えていてアナログな感じが残っています。
    このムーブメントは13 jewelsですが、同じ1342で7 jewelsのものもあるらしいです。

    蓋を開けたのは電池を調べるためと、型番を調べる目的でした。
    電池はSR731SW、型番は裏蓋からおそらく「ST 196.0191」だろうと思われます。
    オメガのサイトで調べたところ、どうやら1980年発売のモデルのようです。

    Omega Seamaster ST 196.0191

    ちなみにベルトは残念ながら純正ではないですが、雰囲気はわりと合ってるかなと。
    元々は革バンドらしいですから、秋以降、交換してみるのも良いかもしれません。

    Omega Seamaster ST 196.0191

    状態もガラスに多少傷があるくらいで、なかなか良い状態かと。
    オメガで調べたところによるとガラスはミネラルガラスらしいので、傷はもうちょっと頑張って磨いてみる価値があるかなと思いますが、ひとまずこのまま使っていこうかと思っています。

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    2016/05/31 12:00 pm | 2 Comments
  • 294月

    Paul Smithのクォーツ式腕時計「Speedometer」を見つけたのでゲットしてみました。

    Paul Smith Speedometer

    スピードメーターという名前は他のモデルでも使われていますし、むしろ「鉄仮面」という相性のほうが有名かもしれません。
    私も見つけてつい「お、鉄仮面だ!」と声に出してしまいましたから。
    型番としてはPSQ42-0632というモデルのようです。

    Paul Smith Speedometer

    純正のベルトも付いていましたが、推定で17.5cmほどと、私にはほんのちょっと短かったんですよね。
    服もそうですけどPaul Smithはユーザーさんがスリムな方が多いのでしょう。
    大抵小さめのものが多いような気がします。

    Paul Smith Speedometer

    バンド幅が26mmとかなり巨大ですが、オリエントのこれまた変な表示系の自動巻きに付いていたベルトがほぼ同じ幅だったので、これに交換しておきました。
    おそらくシチズンに修理扱いで持ち込めば追加のコマも入手可能だとは思うのですが。

    Paul Smith Speedometer

    ところでこの鉄仮面、普通の時計の上半分が見えているような状態で、これで時間を読みます。
    実際には下半分のほうにも突き出した針があるわけでして、赤い分針、秒針は時計の周囲に書いてある数値に30を足して読むという、かなり慣れが必要な指針になっています。
    上の写真だと4時35分45秒ということになります。

    そんなわけで実用性が低そうな感じですけど、慣れるとこれが意外と使い勝手が良かったりして、ベルトを交換したこともあって装着頻度は当初の想定よりは多いです。
    Paul Smithの中でもかなり変わったデザインですが、個人的にポール・スミスが好きなのもあるのでしょうね。
    ちょっと傷が付きやすいんですけど、あまり気にせず、どんどん使いたいと思います。

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    2016/04/29 12:00 pm | 2 Comments
  • 164月

    CITIZENのエコドライブ電波時計「FRD59-2427」を見つけたのでゲットしてみました。

    CITIZEN FRD59-2427

    キャリバーはH415をつかったもので、当時でいうとFORMAにあたるのでしょうか。
    FRD59-2472を以前ゲットしていますが、こちらはH416と兄弟分のキャリバーが使われてるようです。

    CITIZEN FRD59-2427

    動作自体は正常ですが、購入当初、針の基準位置がズレていました。
    この症状、FRD59-2472でも購入時と充電切れの際に経験したので、この辺りのキャリバーで起きやすい症状なのでしょうか。
    ちなみに、二次電池自体はまだまだ元気なようです。

    CITIZEN FRD59-2427

    相場より多少安くなっていたのはさきほどの基準位置ズレもあるのでしょうし、ベルトが少し短かったというのもあるのでしょう。
    ギリギリ装着できないこともなかったのですが、かなりキツキツだったので、バックル部分をもう少し長めのものに置き換えて、多少余裕があるようにしておきました。

    CITIZEN FRD59-2427

    今回も電波ソーラーですから、最近の時計縛りの範疇にしっかり入っています。
    この縛りは結構効果的に作用してるのかな、と思いますが、それでもまだ入手ペースがちょっと多いですね。
    特に自動巻きは維持していくだけでも大変なので、「これは!」というレアモノに絞っていくようにしないとなぁと思っています。

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    2016/04/16 12:00 pm | CITIZEN FRD59-2427 はコメントを受け付けていません