224月
「作りやすい高音質スピーカー」というオーディオ関連の書籍が4/23に発売だそうで。
この本、MJ(無線と実験)に連載中の「小型スピーカーの設計と製作」をまとめたもので、スピーカー製作のガイドブックとのこと。
2008年5月号から続いてるそうですが、ちょうど私がオーディオから離れていた時期と重なることもあって失礼ながらMJで読んだ記憶がないんですよね。
ただ、音響測定とPCによる設計シミュレーションに基づいているそうで、その点で作りやすくて高音質な作例が多いんだとか。
たしかに昔は自宅で周波数特性等の計測というのはちょっとした夢みたいな感じでしたけど、今ならUSBオーディオとパソコン用のソフトで実現できてしまいますものね。
それでもやっぱり昔みたいなスペアナ機材にはまだ憧れがあって、SansuiのSE-9やTechnicsのSH-8000とか懐かしく思い出してみたり…。
今でもこの手の製品には気になるものがあって、それがBEHRINGERのDEQ2496です。
いわゆるデジタルプロセッサなんですが、デジタル処理されるグライコ機能に加えてルームアコースティック補正が可能なんですよね。
AccuphaseにもDG-48などがありますが、それより断然安価というのも魅力です。
スピーカーの自作においても特性の計測や補正に役立ちそうですし、PCでやるのと違って常時使うにはやっぱりハードウェアのほうが便利ですからね。
ここらでスピーカー自作の話題に戻しますけど、Stereo誌の付録でちょっと作ってみようかという気にはなったんですが、結局手付かずになっています。
地元にユニットや部品が調達できるようなお店がないのが難点なのかなぁ。
調達自体は通販でもできますけど、やっぱり実際に見て物欲を刺激される場がないというのが大きいのかも。
出張の時にはコイズミ無線さんは覗いているので、スーパーツィーターとか、そういうオマケ要素っぽいところから始めたら良いかもなぁ、なんて考えてはいますが、いつになることやら。
033月
いつもちょっとユニークな機器を提供してくれる上海問屋から、今度はヘッドフォンアンプ自作キットが登場しました。
これまでも中華なオーディオ製品群は結構ありましたが、ついにキット物まで出てくるとはさすがです。
普段でも自己責任でという雰囲気が強いですが、これは「上海道場」というマニアックでストイックな製品ですから、以下の条件が付きますし、誰にでもオススメできるものではないですね。
・製品保証は初期不良のみ2週間です。
・製品にマニュアルは付属しておりません。
・製品の使用方法に対してのサポートは一切ございません。
・製品を正常動作させる為の難易度は段位にて表記いたします。
キットですから当然のように半田ゴテ、はんだ、ニッパー、ラジオペンチは必要となりますが、逆にちょっと電気工作を試してみたいというのには良い教材と言えるかも。
部品点数は25点ほどだそうで、場合によっては一部の部品を良いものに交換してみたりという楽しみ方もできますし。
なお、ケース付きのものとケースのないものがありますが、改造を前提とすればサイズに自由度が高いケース無しを選ぶのも良いかも。
ケースが付いていても価格的には差が少ないから、組み上げてそのまま使うならケースありがお得そうではありますが。
性能的にはほぼオペアンプ一発という感じで、標準ではKIA4559というオペアンプが付いてくるそうです。
キットの段階からソケット式になってるようなので、まずはこれで組み上げてOPA627など他のに交換して遊ぶのも楽しいでしょう。
なお、電源は006P電池を使うとのことです。
ただ、実売価格を考えれば個人的にはCOSMOWAVEさんあたりのHAMP-134BXとかのほうがオススメなんですよねぇ。
そういう意味では、中華だからといって価格的な優位がだんだん少なくなってるのかもしれません。
132月
Cambridge AudioからBlu-rayプレーヤー「Azur752BD」が発売されるようで。
Azur751BDの後継ということで、HDMI経由で4K2K出力に対応したのがスペック上の変更点のようですね。
内部はドライブやビデオ処理部などに改良が入ってるっぽいですが、WM8740を5つ搭載しているところやAnagram Q5 DSPによる音声アップサンプリング、Mavell QDEOによる画像処理などは変更ないみたいです。
それにしても今回のドライブはなんだかPC用のBlu-rayドライブがそのまま収納されてるようにも見えます。
むしろそのほうがドライブ能力などは安心感があるかもしれませんけどね。
逆にSACDに対応したPCドライブがあるなら使ってみたいくらいですし。
基本的にはビデオ再生用でしょうけど、SACDが再生できるというのは興味があるところです。
どうせプレーヤーを新調するならSACD対応のモデルが良いなぁとは思ってるんですが、ただ対応してるだけというレベルだとねぇ。
ただし、WM8740だと内部的にはPCMに変換されるはずで、WM8741だったらなぁという気もしますね。
2811月
韓国出張3日目もなかなかハードな一日でしたが、ゲストハウスから大学内を歩く途中に古民家を移築した博物館みたいなのがあるので、ちょっと朝の散歩をしてきました。
歴史的なことも分からないし、案内板もハングルなのでちんぷんかんぷんではありますが、韓流ドラマの撮影にも使えそうな雰囲気です。
手入れも行き届いていて、近所の方の散歩コースにもなっているような感じでした。
歩いている途中、つぼみが微妙にふくらんだ枝も発見。
まだまだ寒いと思うのですが、梅でしょうか。
ゲストハウスの中だったかに飾ってあった写真に桜並木みたいなのもあったので、そういうところは日本とやっぱり近いのだなぁと感じます。
ただ、現地の人に聞くと、近所でリスを見かけたとか、メープルっぽい落ち葉とかがあったりで、そういうところは少し寒い土地なのだなぁという印象もあります。
次回以降もたぶん同じゲストハウスに宿泊することになるでしょうし、またじっくり撮ってみようかな。
ちなみに今回もカメラはGRD3にして、お借りしているFUJIFILM XF1は盗難などを考えて持って来ませんでした。
大学の近辺は結構治安が良さそうな感じではあるんですけどね。
そして4日目はもう帰路となります。
このエントリが載る頃にはぼちぼち地元に戻ってきてると思いますが。
まだまだいろいろネタもあるので、小出しに日付を遡ったりしつつ紹介していければと思います。
2610月
AppleからデジタルカメラRAW互換性アップデート4.01が公開されていたので、早速更新しておきました。
今回のアップデートで、以下の機種に対応したとのことです。
Canon EOS M
Canon PowerShot G15
Canon PowerShot S110
Canon PowerShot SX50 HS
SONY NEX-F3
SONY DSC-RX100
Nikon D600
Nikon 1 J2
Panasonic LUMIX DMC-G5
Panasonic LUMIX DMC-FZ200
Panasonic LUMIX DMC-LX7
NikonやCanonへの対応はまあまあ早いですが、OLYMPUSやPENTAXあたりの文字が見当たらないのがちょっと気になります。
どしどしと大量に出てくるデジカメに対応するのは大変だと思いますけどね。
ユーザーは生データとのしてのRAWが欲しいわけではなく、ある程度のレタッチや調整に耐えうる画像が欲しいだけだと思うんですよね。
そういう意味では16bitロスレスフォーマットが普及したら良いのにと思いますが、ここも音楽フォーマットと同じで、世間的にはJPEGやMP3のlossyなデータで満足なんでしょうかねぇ。
あと、Aperture本体もずいぶんアップデートしていないなぁという気もします。
調べてみると2010年2月発売だそうで、もう2年半経っているんですね。
当時はLightroom 2(3が2010年6月発売)だったわけですし、そろそろ新しいのが出てもおかしくない頃合いかもしれません。
その証拠(?)と言えるのかどうかは不明ですが、Amazonの洋書にそれっぽい本も出ていますしね。
248月
Mountain Lion初のアップデートで、「OS X 10.8.1」が登場していたので、Mac miniだけアップデートしてみました。
結構なサイズかなぁと思いきや、ダウンロードサイズは7.28MBほどでした。
インストールには当然ながら再起動が必要で、実際のインストール時間はそれなりに掛かりました。
実際にどこが変わったのか?というと、特に体感する部分は今のところありませんが、以下の修正内容が挙げられています。
また、セキュリティ関連の更新も含まれているようです。
・移行アシスタントが予期せず終了する問題を修正
・メールでのMicrosoft Exchange serverとの接続互換性の向上
・Thunderbolt displayを通した音声の問題を修正
・iMessagesで送信できない問題を修正
・拼音入力使用時にシステムが無応答になる問題を修正
・ロングネームを持ったSMBサーバへの接続時の問題を修正
・プロキシ自動設定ファイル使用時、Safariが起動できない問題を修正
・Active Directoryでの802.1X認証の改善
Safariの操作性やフォント変更などは今回のアップデートには含まれてませんね。
そちらはまた個別に更新されると良いのですが…。
とりあえず動作自体は快調のようなので、今後のアップデートにも期待したいところです。