今年いっぱいでWRCのワークス活動を休止するプジョーが、次は何に
チャレンジするのか話題になっていましたが、ついに正式発表されました。
なんと、2007年のルマン24時間に、ディーゼルエンジンで出場するそうです。
プジョーがルマン復帰、ディーゼルで勝利を目指す! 【ニュース】 - webCG1990年代初頭にルマンを席巻したプジョーが耐久レースにカムバック! 2007年のルマン24時間には、ディーゼルパワーのプジョーが出場するという。2005年6月14日に仏プジョーが発表した。
1992年と93年に一度制覇してるわけですが、今回はディーゼルマシンでの
優勝が目標とのこと。
日本ではディーゼルというと、「厄介者」扱いですが、ヨーロッパ市場では
シェアが30~40%にも達してるほど、人気なんです。
NOxや微粒子状物質でイメージが悪いようですが、CO2の面からすれば、
ディーゼルのほうが良い点もあります。
また、植物油を使ったバイオディーゼルなど、多大な可能性も秘めていますし。
それはともかくとして、ルマンでぜひ活躍してもらって、ディーゼル技術の向上を
世に知らしめてもらえると、うれしいですね。
ちなみに、日本に正規輸入されているプジョーは全てハイオク仕様で、
ディーゼル車は入ってきてませんので、あしからず。
コメント
はじめまして。
日本でHDi(ディーゼル)・プジョーに乗っている、超少数派です(^^;;
プジョーがル・マンにHDiで参戦するというニュースには、私も大いに期待しています。給油回数を2~3割は減らせるでしょうから、勝機は十分(^^)
2007年は第4世代コモンレール・システムの普及寸前にあたり、ル・マンに向けた研究開発は市販車にもフィードバックされることでしょう。日本でも体験できればいいのですが・・・
P307HDiさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
いつもこっそり拝見させていただいてました。
私も今はPeugeot206に乗ってるんですが、その前はディーゼルに乗ってたので、思い入れがあるんです。
日本ではなにかと目の敵にされてますが、
原油から全部が全部、ガソリンが作れるわけでもないでしょうから、
軽油の使い道も、もうちょっと真剣に考えて良いですよね。
ルマンでの活躍を祈って、情報を楽しみにしていたいと思ってます。
私もディーゼルがここまで進化しているとは知りませんでした。
おまけに開発は日本でされているとか。
BOSCHのコモンレール、カーグラTVで知りました。
安藤さん、コメントありがとうございます。
ディーゼルというと、トラックなどの大型車の排気ガスの「見た目」の印象で、過度に悪者扱いされてる傾向がありますね。
個人的にはガソリンと軽油でそれぞれの利点を生かした使われ方をするのが一番良いと思うのですが。
そうした印象を払拭するためにも、来年のプジョーには期待してます。
ところで、バイクって、ディーゼル、ないですよね?
バイクのディーゼルですか。なんか聞いたことがあるなあ。
でもメリットよりもデメリットが大きくなりそうなので、
現実は難しいでしょうね。
最近の4サイクルスクータもデメリットが大きいと思う
今日この頃。
安藤さん、コメントありがとうございます。
ディーゼルの場合、出足がイマイチですし、バイクには向かないのかも。
あと、結構大がかりな仕組みにしないと、クリーンにできなかったり、性能が出ないのが欠点ではありますね。
初めまして。
今日、HDiのエグザンティアを試乗してきて、興味があったので検索してみました。
ディーゼルエンジンの性能もずいぶん上がっているのだから、日本ももう少し柔軟な対応をしても良いと思います。
さて、ディーゼルのバイクですが、ロイヤル・エンフィールドというメーカーにディーゼルエンジン搭載のものがありました。ただ、これは汎用のディーゼルエンジンを乗せただけなので技術的に新しいものは何もなかったように覚えています。
雑誌に試乗記が出ていましたが、遅すぎて都内では使い物にならなかったようです。
magniさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
エグザンティアというと、シトロエンですね。
ヨーロッパの状況を見る限り、ディーゼルはさらに改良されていきそうなのですけどねぇ。
とりわけ、都心部では肩身が狭くてかわいそうな立場です。
ディーゼルのバイク、一応あったんですね。
バイクとの相性はあまり良くない雰囲気がしますよね。
どちらかというと、大型のワゴン車などで活躍しそうな気がしますです。