MacBSの日常生活的日記

レコードプレーヤーの下にシルク

壁などの吸音材を先日見直したばかりですが、その際にTwitterでまたもや「アナログプレーヤーとボードの間に絹のハンカチも面白そう」という面白そうなアドバイスをいただきましたので、早速試してみました。

うちの場合、プレーヤーをマグネットフローティングインシュレーター「RMF-1」、さらにその下にはfinalのボードを敷いています。
RMF-1は結構高さがありますので、このスペースにシルクのオーガンジー(というより実際は端切れ)をクシャクシャっと。

このスペースには鉛やスタビライザー、fo.Qなどいろいろ試したことはありましたので変化があるのはわかっていましたが、finalのボードを入れてからは何もないほうが良い印象だったのですが、シルクを試すと想像以上の変化がありました。
しっかりパワフルになっていて、実際外してみると途端に大人しくなります。
外したほうが相対的に高域は伸びたようにも感じますが、そもそも密度が下がったような、鳴き分かれるするような印象です。

再生したままでは危険ですので一旦止めまして、再度クシャクシャっとセットしてみると、やはりガッシリした出音になりました。
密度が高まって濃ゆいサウンドになるのは面白いものですね。
たぶんプレーヤーの底板が揺れなかったりで、低域が伸びるんだろうなと思われます。

もうひとつ大きな変化がありまして、それは再生が終わった後に盤を持ち上げる際、静電気が非常に少なくなっているんです。
静電気はターンテーブルから逃げるとすればアース経由かなぁと思いきや、キャビネットを通じても逃げてくれているのかな?
たしかレコードはマイナスに大きく帯電するはずで、シルクはナイロンやレーヨンほどではないものの、かなりプラスに帯電する素材ですし、アルミや木材はその中間くらいですから、それが良い方向に作用しているのかもしれません。

ついでに以前から気になっていたサブソニックフィルタも試してみました。
C-280Lのサブソニックフィルターは10Hz,-18dB/octですから、レコードの偏心や反りなどだけに効きそうな感じがしますが、実際に聴いてみた印象としては通常の盤では入れないほうが良い印象でした。
もちろんウーファーがグラグラ揺れるほどの盤なら入れたほうが良いでしょうけれども、やや意外な結果でした。

それにしてもシルクはいろんな場面で重宝しますね。
スペースとコストが許せばWS-1を置いてみるのも面白いかもしれませんし、プラスに帯電しやすい生地で試してみるのも良いかと思います。

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