• 075月

    Olasonicからお借りしているNANOCOMPOシリーズのCDプレーヤー「NANO-CD1」ですが、次は音質をと思いましたが、やっぱりどうしても動作音が気になるのでユーザーレベルで可能な対策を模索してみました。

    (6/13 15:00追記)


    ここでのレビューは試作機を使ったものですが、発売に際してメカノイズの改善が図られているようです。
    量産機で近日中に再レポートできればと思っております。

    スロットインドライブが採用されていますが、正面部分は奥の部分に薄いフェルト状のものがありますが、やっぱりここから動作音が漏れてくるのでは?ということで、まずはここにフェルト(ダイソーで売ってる習字下敷き)を貼ってみます。
    パーマセルテープを使ってるので本体が汚れたりする心配はありませんが、フェルトをドライブの手前の部分に貼りますから、CDのイジェクトなどの動作を妨げないように気をつける必要があります。

    で、前回同様、動作音をポータブルレコーダーで録音してスペクトル解析してみました。
    まずは条件を揃えるために、対策なしの状態を再測定です。

    [ 動作音対策なし ]

    次にフェルトを使った動作音対策ありの状態です。

    [ 動作音対策:正面にフェルト ]

    高域部分を中心に少し動作ノイズが下がっているのが分かります。
    ただ聴感上の感じとしてはなんとなくまだ不満が残るんですよね。
    ということで今度は上面の共振を抑えるべく制振対策を施してみました。

    ここでも改造のような大きな変更はしておらず、上面にフェルトを置き、その上に鉄板2枚、さらにコルクとMDFを置きました。
    正面のフェルトは外して上面の制振のみをやった状態での結果は以下のとおりです。

    [ 動作音対策:上面を制振 ]

    こちらは前回気になった600Hz付近のピークが下がっているのが分かります。
    高域側のノイズはレベル自体はそれほど下がっていませんけど分散している印象で、聴感上は正面のフェルトカバーよりも効果が高いような感じがします。
    もちろん両方の対策をすることも可能ですが、本体の動作を妨げないという意味では制振対策のほうが良さそうですね。

    動作音が静かになるのはもちろんですが、実際に音楽を楽しむ場合も相対的に部屋のSNが上がった状態になってくれるのもあってか、元々上質なNANO-CD1の再生音がさらに繊細になってくれたような気がします。
    ちなみにPCオーディオでも光学ドライブは使わないものの、HDDの動作音が実は結構問題になります。
    こちらもテレビ録画用の静かな外付けドライブに楽曲を置いたり、そのHDD自体も底面にフェルトを敷いたりして対策をしてありますから、NANO-CD1だけが特別に動作音で劣るというわけではないので、その点は誤解のなきように一言添えておきます。

    なお、動作音とは直接関係ないかもしれませんが、CD自体の読み込み精度は良好で今のところエラーが起きるようなことはありません。
    CD-Rも問題ありませんし、中古で買ったレンタル落ちのCDでも音飛びは起きていません。
    ただやはり傷が多めのディスクや曲の切り替わり部分では動作音がやや目立つことがあるのはCDの宿命みたいなものでしょう。

    全てが全てをPCオーディオにするのは難しいでしょうし、いっそのことリッピング機能を搭載してみるのも面白いかも。
    SDカードやSSDなどに一旦取り込んで出力する形式にすればリッピング後は動作音の心配はないですし。
    旧来からのオーディオ文化のアンチテーゼ的存在のNANOCOMPOだからこそ、そういった機能を搭載した次期モデルに期待するのは、さすがにまだちょっと時期尚早すぎですね。

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    Filed under: Audio
    2013/05/07 12:00 pm | Olasonic NANO-CD1 動作音対策 はコメントを受け付けていません。

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