MSB TechnologyからDSD対応のD/Aコンバータ「Analog DAC」がもうすぐ発売になるようで。
ちなみにMSB Technologyはアメリカのオーディオメーカーで、社名はmost significant bit(最上位ビット)にちなんでるんだとか。
社名もちょっと面白いですが、デジタル製品にAnalogという名前をつけるというのも面白いですね。
別にアナログ的な技術的手法を使っているわけではなく、ナチュラルでダイナミックな再生ができるDACという意味合いみたいです。
そんな名前とは違うというべきなのか、デジタル入力も豊富で、同軸や光はもちろん、同社のトランスポートと接続できるI2SやDoPでDSDにネイティブ対応するUSBなどが準備されています。
さらにそのデジタル入力部は差し替え可能な3つのスロットになっているので、好みの入力を備えられるという拡張性も良いですね。
標準価格に含まれてるのは1スロット分だけなのは注意が必要ですけど。
内部もモジュール化が徹底しているようで、DACモジュールは80bit演算のSharc DSPで構成されており、32bit/384kHzアップサンプリングなどが可能となっています。
筐体や別筐体の電源ユニットなども凝っていて、往年のWadia製品のような雰囲気を感じます。
お値段のほうもWadia並みで、今回のDACも100万円前後とかなりの価格ですが、こういう憧れの対象になるようなモデルがあるのはオーディオ界にとっては良いことかなと。
今回代理店になったAXISSさんは先日のAyreも含めてFacebookなどで積極的に情報発信してくれていますし、そうした情報とともに実際のサウンドもどこかで聴いてみたいところです。
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