MacBSの日常生活的日記

MiCoraSound SDR-5010

ZYX Ultimate 100の針先補強部の破損のこともあり、針交換した製品を送付してくださる際に、代理店のヒノエンタープライズさんがMiCoraSoundのスタイラス・ダスト・リムーバー「SDR-5010」を同梱してくださいました。

不勉強で知らなかったのですが、どうやら今年の4月に発売になったようです。
ミコラサウンドというのも存じ上げなかったのですけど、Amazonなどを見るとケーブルもいくつか出ているみたいですね。

パット見、オーディオテクニカから最近出た「AT617a」に似ていますが、アレはポリウレタン系ゲル、こちらはウレタンポリマーゲルだそうです。
先日入手しておいたゼロダストは軟質プラスチックですが、ちょっと柔らかくてくっつきやすい傾向があるように思います。

今回のものは硬度を「スタイラス・クリーニングに最適に調整」してあるんだそうで、逆にネバネバが針先にくっついたりすることなく、効率良く針先を掃除できるんだとか。
実際使ってみるとくっつく感じは全くなく、スタイラスだけがゲルに刺さるような感覚で掃除できます。

そのぶん、根元やカンチレバー付近についた毛のようなものは、やや取れづらい傾向なので、そこはカートリッジ付属の乾いたブラシを併用すると良いかなと。
それでもダメなら水分控えめにしたUC-1を…という形ですけども、今のところはUC-1の出番が必要にはなっていません。

あと、直径が54mm(AT617aは37.5mm)とかなり大きめなのも誤って外側に針を落とす危険性が少なくて良いなと思います。
もうちょっとゲルの高さが縁に近いところまであったらベストですけどね。
また、高さも蓋をしてない状態で12mmと低いため、ターンテーブル上でも使いやすい仕上がり(AT617aは17mm)です。

蓋は被せるだけでネジは切ってありませんけど、かえってそのほうがサクッと片手で操作できて良いかなと感じました。
お値段もかなりお手頃ですし、他のこのタイプ同様、汚れたら洗って使えるので液体のクリーナーからのリプレースには良い選択肢が増えたなと思います。

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