MacBSの日常生活的日記

LXA-OT1を超えるアンプ

stereo 1月号付録だったアンプ「LXA-OT1」ですが、予想外に愛用しています。
ハンダ付けが必要な改造こそしていませんが、オペアンプはMUSES8820になっていますし、カーバッテリーでの駆動にしたりと、久しぶりにオーディオ趣味を謳歌しているという感じです。

とはいえ、所詮は付録なわけで、音質とスペックだけでいけば、本来はこれを超えるアンプなんて、いくらでもあるのはわかっています。
それでも敢えてこのタイトルにしたのは、このアンプの魅力や存在感も含めて、ということなんですよね。
音楽を楽しく聴かせてくれますし、なにより「今度はこれを試してみよう」というワクワク感を久しぶりに感じさせてくれた、という魅力はなかなか他では味わえないのではないかと。

そんなわけで、非常に独断と偏見で、LXA-OT1を超えるアンプを探してみました。
まずは純粋に音質的な部分で考えてみますと、今は廉価なアンプがかなり充実しています。
KENWOODのKAF-A55をはじめ、TEAC A-H01など、デジタルアンプも多いですし、以前紹介したTEACのA-R630やYAMAHAのA-S300といったアナログ系のアンプもなかなか力作かと。
A-H01はかなり惹かれた時期もあったけど、今ならヤマハあたりかなぁ。
できれば機能で欲張らずに、もっとシンプルなものがあると良いのですが。

海外のものでもCambridge AudioのTOPAZ AM10あたりはかなり安くなっています。
こちらは海外製品らしいシンプルさがありますね。

ただ、ここまで見てきてもワクワク感という部分ではなぜか不足がちなんですよねぇ。
どこが違うんだろう?と考えてみても、どうもよく分かりません。
完成されたものはずいぶん前に一通り買い換えたりしてきたから、未完成な部分が残されてないと面白みがないと思ってしまうのかな?
そういう意味ではキットとか真空管アンプあたりも調べてみたんですけど、こちらは逆に素材過ぎる感じで、これもまた違うんですよね。

そんなこんなで色々安いものから順に見ていったんですが、結局、これなら、と思ったのはLUXMANのM-200という…。
昔からラックスマンは好きだったというのもあるんでしょうが、以前使っていた5L15のようなシンプルさが気に留まった理由でしょうね。
さすがにこれならLXA-OT1は完璧に超えるでしょうけど…。

というわけで、まだまだLXA-OT1で遊ぶのが現状はベストなのかなと。
手持ちのortofonのパワーアンプもちょっとメンテナンスすれば、まだ使えそうですし、こっちも復活させたいとも思っていますし。
そう言いつつもワクワクを求めて、製品チェックは続けると思いますけどね。

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