• 1312月

    AccuphaseやESOTERIC、LUXMANなどが長期保証を進めるなか、ハーマンインターナショナルも5年保証で追従してきました。
    ただし全ての商品ではなく、以下の「ハイエンド製品(一部を除く)」だけですけどね。

    対象製品(2017年12月現在)
    JBL
    Project EVEREST DD67000
    Project EVEREST DD65000
    Project K2 S9900
    S4700/S4700BG
    4367WX
    4365
    Mark Levinson
    No52
    No526
    No523
    No536
    No534
    No585
    No519
    No515

    もちろん新品を正規代理店で購入した場合のみですし、中古だと対象外になります。
    Accuphaseはセカンドユーザー登録まで実現してますが、さすがにそこは他社だと追従できないようですね。
    それはある程度仕方ないとして、CDピックアップは2年というのはちょっとセコいかなぁ。
    ハイエンド製品ならば5年くらいは無償でも困らないと思いますし、そもそも2年以降は壊れるかも…と自身で言ってるようなものですよねぇ。

    また、これはハーマンインターナショナルに限った話ではないですが、長期保証以前に「壊れない」製品を作ってもらいたいところではあります。
    工業製品である以上、一定数の不良や予期せぬウィークポイントが出てくるのは仕方ないですが、修理に出してる間は聴けないわけですし、気分も良いものではありません。
    むしろ代替機の貸し出しサービスでもやったほうがありがたいし、他メーカーとの差別化もできそうですけどね。
    新しいのをデモ機的に貸し出せば、買い替え需要につながることもあるでしょうし。

    さらにいくら5年保証にしても部品の保有期間が法定の8年であっさり終了してしまうようでは本末顛倒です。
    メーカーとしては新しいものを買ってもらわないと商売にならないのは分かりますが、それこそ前述のようにデモ機貸し出しなどを積極的に行うなどの手段はあるはずです。
    まぁそこも貸し出し機を転売してしまうような事件が起きているようなので、難しい側面もあるのでしょうけどね…。

    他にも大型のスピーカーなどは出張修理や引取修理などに対応したようです。
    これはユーザーのためという意味合いもあるでしょうが、むしろ運送業者が請け負ってくれないという側面のほうが大きいかも。
    ただ出張修理は何度かやってもらったことがありますが、どちらにとっても結構な負担とストレスなんですけどねぇ。
    手際よく無事に修理してくれれば良いんですが、結構トラブルも起きがちです。
    酷い例だと、過去には著名なスピーカーブランドだった某社のアンプがDCドリフトを起こして出張修理にやって来て「スピーカーがないので貸してください」と言われた経験も…。

    ややネガティブな感想になりましたが、長期保証自体は良いことだと思います。
    あとは追従でないハーマンインターナショナルらしいサービスに昇華させていってもらえたら良いかなと感じています。

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    Filed under: Audio
    2017/12/13 12:00 pm | ハーマンインターナショナルも5年保証に はコメントを受け付けていません

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