• 276月

    DELAのミュージックサーバー「HA-N1AH20/2BK」を入手しました。

    BUFFALOのRAID NASは先日6TBから8TBに買い替えたばかりですが、あれは仕事用。
    今回のは4年くらい前に入れたSoundgenicからのアップグレードです。
    容量は2TBx1なので変わらずですけどね。

    DELAというとシルバーが主体ですけど、なんとなくブラックにしてみました。
    そもそももうすぐN50というニューモデルも出ますし、その前もN1A/3なのですでに旧モデルですけど。
    HDDや内部構造が気になりますが、保証期間内はひとまず中は弄らないことにして早速セッティングしました。

    ネットワーク端子はLANとPLAYERポートがありますが、素直にLAN端子でハブとつなぎました。
    USBもUSB DAC、USB 3.0、EXPANSION、BACKUPと4つもあり、こちらもまずは素直にUSB DAC端子でDENAFRIPS ARES IIと。
    まずはファイルは入れず、SoundgenicをDLNAサーバーに、DELAはレンダラーとして無事再生できることを確認しました。
    ファーストインプレッションとしては低域にゆとりが感じられます。

    そこまで確認できれば一安心と、ファイル共有を使って手持ちの音源をDELAの中に入れていきます。
    ゲストアクセスができなくてちょっと驚きましたが、最新(V3ではさらに新しくなってますけど)のファームウェアではnobodyというユーザーが切られていて、それでアクセスするんだそうです。
    通常のNASのようなWebからの設定画面がないのでちょっと驚きますが、その分、本体ディスプレイで全ての設定や、その気になればネットワークなしでの再生までできてしまいます。

    ファイルコピーは正直かなり遅く、かなり速いほうなSoundgenicの1/3くらい、BUFFALOのRAID NASのシングルCPU版よりもずっと遅いです。
    USB-DACの電源が入っているとそちらを優先するそうで、オフにして500GB強コピーしましたが、6時間で70%くらいの進み具合だったので夜間放置で無事に完了しました。

    Soundgenicはパソコン近辺に収納していましたけど、DELAはサイズや操作の面もあってサブラックに。
    インシュレーターは質素なもので交換したい衝動に駆られましたが、振動や動作音は全く目立たず、これなら慌てて交換することはないでしょう。

    セッティングやアクセサリー類を特に詰めていない状態でもクセがなく素直なサウンドで、よくオーディオショップの試聴室で鳴らしてるなぁという感触の音の風合いです。
    前述のようにSoundgenicよりはやや低域寄りのバランスですが、ほぼノーマルの状態では生々しさはまだ少し足りないかも。

    グリーンカーボランダムの袋を載せてみたりもしましたが、これはDACの上のほうが余韻の描写がドライ過ぎずにバランスが取れていたので、振動抑制で余っていたレコードスタビライザーを載せておく程度にしました。
    電源は最初は適当にオーディオのサブ系統からアース非結線のでつないでいましたが、結果的にはこれが良かったようです。
    SoundgenicのACアダプタと同じようにパソコン側のアイソレーショントランスから3Pの電源ケーブルで取ってみたのですが、ややザラつきがあって、EMI Meterで見てもパソコン側、オーディオ側ともに数値が高くなっていました。
    電気用品としてはアースをつなぐべきなのですけれども、音質面ではどうも非結線のほうが良いような印象です。

    操作性についてはLINN Kazooを使っているのでSoundgenic時代とほとんど変わりませんが、やや反応は遅いかも。
    また曲をシークすると再生とポーズのトグル動作がおかしくなることがあります。
    プレシジョンスタート調整時間を長めにするほうが音質的にも有利だということで、これを最近のモデルのデフォルトらしい3.0秒(この機種だと0.75秒)にすると安定したような気もしますし、音質面でもこちらのほうが揺らぎが少なく良好みたいです。
    設定での音質への配慮としてはLAN端子のランプ消灯、コピー後はファイル共有をオフに、そしてディスプレイの消灯を気が向けばやるようにしています。

    ここからはアクセサリー類も投入して詰めていきました。
    フロント端子は内部でUSBケーブルを引き回しているらしいので外しても良いかなぁという気もするのですが、ひとまず改造はしないと決めたのでACOUSTIC REVIVEのUSBターミネーター「RUT-1」を挿しておきました。
    LANケーブルは元々、「LAN-1.0 TripleC」を使っていたので、そこにもLANアイソレーター「RLI-1GB-Triple C」を、PLAYERポートにはLANターミネーター「RLT-1」を。
    また、LANアイソレーターはMac miniにも追加しておきました。
    DENAFRIPSとの間のUSBケーブルも「USB-1.0PLS」を使っています。

    ここまでの対処で、雑味がさらになくなって自然で厚みもある、いわゆるデジタル臭さが減った状態になったように思います。
    ややドライではありますが、楽曲の中の余韻をより活かして余計な付加のない再生をしてくれますし、楽器の定位がより明瞭になったようです。

    DACとの接続はUSB DAC端子ではなくUSB3.0端子につないだほうが良い?という説も見かけたのでやってみましたが、正直あまり大きな差はありませんでした。
    若干あっさりした感じになるかな?という印象ですが、初期起動時、DAC側が異様に高いサンプリング周波数表示になることもあり、安定度も考慮すると本来の端子が良さそうです。

    最後まで迷ったのはBus Power ProをDACとUSBケーブルの間に挟むかどうかですが、DENAFRIPSのインターコネクトケーブルを「RCA-1.0 TripleC-FM」にすると明確に方針が定まって、USBケーブル直結にすることにしました。
    挟んだほうが静けさは出るのですけどややナローレンジに感じられ、鮮度も若干落ちるようです。

    使いこなしはまだまだこれからで、細部は明らかに精細で、DENAFRIPS導入と相まってハイレゾの真価が発揮されてきつつあるものの、正直まだWadia 23と比べると低域はやや薄味だったりします。
    ただどちらかというとDACの側への対策に絞られた感もあって、そこが明瞭になるという意味でもDELAの導入はしっかりと底上げになっているように思います。

    なお、DENAFRIPS ARES IIはなぜかありがたいことにマーカーレスDSDに対応していまして、DELA経由でDSD512までのDSD音源、24bit/384kHzまでのPCM再生が確認できました。
    これ以上も対応しているのかもしれませんが、あいにく対応フォーマットの音源のほうが見当たらないですし、実用上は十分でしょう。
    さすがにDSD256くらいからは本体ディスプレイの表示ももっさりしてきますし。

    ひとまず大まかな設定は終わりましたし、ストリーミング再生をする予定がない私にはなかなか良いチョイスだったと思います。
    Roon対応や今後の進化を考えるともうちょっとプロセッサの性能が必要になるのかもですし、そういった場面では今度出るN50をチョイスしたほうがファームウェア更新も見込めて良いのでしょう。
    機会があれば新しいモデルもどこかで聴いてみようかなと思っています。

    Filed under: Audio
    2022/06/27 12:00 pm | No Comments

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