MacBSの日常生活的日記

Clearaudioのマイクロファイバー交換

Clearaudioのレコードクリーニングマシン「Smart Matrix Professional」を購入してからまだ9ヶ月ほどですが、バキュームアームに付いているマイクロファイバーがちょっと傷んできたなぁと感じ始めました。

クリーニングマシン自体が中古だったこともあり、元々どのくらい使い込んでいたのかも分かりませんが、最近はほつれが見られたり、バキューム時の吸い残しもちょっと目立つようになってきていたので替え時かなと。
説明書には酷い汚れの場合は200枚くらいが交換の目安とされてますので、新品からだったらもうちょっと使えたでしょう。
Microfibre Strip setは扱ってるお店は少ないものの購入可能で、これはもう早いうちに入手してありました。
お値段がそこそこ高いので、「もうちょっといけるだろう!」とケチって交換しなかったんですけどね。

ちなみにブラシのほうもまるごと売ってますし、ブラシ用のマイクロファイバーも売っていまして、こちらも既に購入済みですが、こっちはニノニーノのブラシも併用してるのと購入時に新品を別途購入したので、まだケチってそのまま使っています。
まずは元々貼ってあったマイクロファイバーを剥がすわけですが、見比べてみるとずいぶん幅が広めです。
旧タイプのSmart Matrix Professionalは倍の幅(10mm)だったらしいですが、そこまで広いわけでもなく中途半端な印象です。
貼ってあるテープもごく普通の両面テープに見えますし、もしかしたら純正じゃないものが貼ってあったのかも…。
両面テープをキレイに取り去るのにかなり苦労しましたが、なんとか剥がして、お高い交換用マイクロファイバーを慎重に貼り付けました。

説明書には交換後は落ち着くまで24時間放置するようにと書いてありましたので、それをちゃんと守って翌日、お試しクリーニングしてみました。
バキュームしてみると、吸い込む時の音が全く違ってビックリです。
これまではゴォーと言いつつも何処か空気が漏れているようなシューという音が混じっていたんですが、新しいマイクロファイバーでは「シュゴー」という感じでしっかり吸い取ってるなぁという音になりましたし、騒音自体も小さくなった気がします。
そもそもレコード盤が一周すれば、ほぼ液を吸い取ってしまいます。
横から見ていてもバキュームパイプとレコードとの接触部の平面性が良くなっているのが分かります。

クリーニングした後、早速鳴らしてみましたが、音やクリーニングの質に関しては顕著に分かるほどの差はないかも。
そもそも何度かクリーニングしたことのある盤でしたし、これからクリーニングするディスクでは違いが出てくるかもしれないですね。
ただ、しばらく再生してみるとノイズが減ったからか、ボリュームが上がっていてもうるさく感じなくなったような印象はあります。
再生後のスタイラスの汚れも少ないですし、少なくとも初期性能に戻ったとは言えるでしょう。

とはいえ、あんまり頻繁に交換しているとランニングコストがクリーニング液並みにかかってしまいますし、できれば1年くらいは保って欲しいところです。
あとはしっかり供給が続いてくれれば一安心ですが、構造的には自分で代用品を作るのも難しくはないですし、そちらのための素材や次の交換部材も見つけたらまた早めに入手しておこうと思います。

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