• 033月

    Chord Electronicsからポータブルでも使えるUSB-DAC「HUGO」がいつの間にか出ていたようで。
    参考出品はもうだいぶ前にされていたんですけどね。

    まずCHORDという名前は私も愛用しているケーブルメーカーのCHORD COMPANYと似ていて、しかも同じイギリスですけど、特に関係はないようです。
    かと言って敵対しているわけでもないですから、相互に分野違いで仲良くといったところでしょうか。
    ちなみにケーブルのことをコードということもありますが、あれはスペルがcordで「紐」の意味ですね。
    CHORDは和音、それから「弦」を意味する単語です。

    肝心のHugoのほうですが、これまた「Wherever you go」から来てるらしく、イギリス人も微妙にダジャレ好きなんでしょうか。(違
    同社のDAC64が生まれてから20年目だそうで、FPGAを使ったオリジナルのアルゴリズムで動作するDACは共通です。
    DACチップだけで音が決まるわけでは全くありませんが、DSD対応までを自社技術でできるというのは素晴らしいことかと。

    Hugoではこれに名前の通りのモバイル対応のため、リチウムイオンバッテリーを内蔵してきています。
    自前のFPGAのほうも省電力にして、約4時間のフル充電で8~12時間ほど連続再生できるそうです。
    ただ、ポータブルというにはW132×H23×D97mmで332gと、ちょっとサイズが大きいですし、お値段も20万円台となかなかのものですけどね。
    ライン出力やデジタル入力も用意されていることを考えると、ポータブルだけではなく据え置きとしても併用するニーズに良いのかもしれません。

    この機器を見ると、NANOCOMPOシリーズも次はこういうポータブルを狙ったら面白いんじゃないかなぁと他人事ながら思ってみたり…。
    すでにバッテリー駆動はTW-BT5で実現していますし、SCDSってポータブル電源とも相性が良さそうな気がするんですよね。
    GetNaviさんのムック付属のBluetoothヘッドフォンアンプなんてまさにこのHugoの方向性に近い布石のようにも思えて、将来が楽しみな気もします。

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    Filed under: Audio
    2014/03/03 12:00 pm | CHORD HUGO はコメントを受け付けていません

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