MacBSの日常生活的日記

今年のオーディオ総括 レコード編

今年のオーディオ総括の2テーマ目は「レコード」です。
プレーヤー自体はBL-99VとSAEC WE-407/23で変化ありません。

導入したのは去年の8月ですが、当時の購入価格(もちろん中古)を見ると今ではとてもそんなお値段では手に入らないなと。
トーンアームの状態は決して良好とは言えない部分もありますが、一応2年保証なのでまだ保証期間内です。

そして今年のレコード周りはカートリッジが増殖した1年でもありました。
今まではDL-103やMC20Sをメインとしていたわけですが、MC20Sの不調から代替探しが始まり、Accuphase AC-2、DL-103ボロン改から始まり、Lyra Helikon、ZYX Ultimate 100、そしてAccuphase AC-1といった具合に増えていきました。
以前から数は持ってましたが、ちょっとお値段も過剰気味ですね。

こんなに数があっても使い切れないという側面もありますが、同じく今年入手したSONY PCM-D100で録音してみて比較したり、ヘッドシェルやリード線での変化を楽しめるのはユニバーサルアームの面白さではあります。
ライラやAC-2はセッティングがシビアでそう簡単に交換というわけにはいきませんから、別のプレーヤーも並べてみたいところですが、C-280Lのフォノ入力が1系統ですからねぇ。
プレーヤーはMR-611やPL-30LIIとか予備が色々ありますが…。

そしてクリーニングという側面でも大きな変化がありました。
Clearaudio Smart Matrix Professionalを導入したことで、圧倒的にノイズを減らすことができました。
いろんなクリーニング手法があって私も試行錯誤してきましたが、それらで汚れを掻き出すことはできても盤面を傷つけずにそれを取り除くにはバキュームはベストに近いやり方だと思います。
レコードもそれなりに数が増えましたが、あまり状態を気にせず安く手に入れてクリーニング…という流れでいけるおかげで、そうでなければ手に取ることはなかったであろう音楽に出会うきっかけも生み出してくれています。

カートリッジのメンテナンスと言う側面ではZYXのスタイラスクリーナー「UC-1」やNikonの宝石鑑定用ルーペ、そしてLUXMANの消磁器「XA-1」が地味に支えてくれています。
Ultimate 100こそ新品購入ですが、それ以外は中古の年代物が多いですし、XA-1はそれらのリフレッシュもしてくれます。
消磁器についてはもっと普及しても良いのではないかなと感じます。

フォノケーブルも現状はCardas Iridium Phonoを使用しています。
音質面ではACOUSTIC REVIVE PHONO-1.2TripleC-FMのほうが優秀なところが多いのですが、トーンアームのDINプラグの状態やプレーヤーの足回り、ケーブルの取り回しなどの理由から現状、細手のものを採用しています。
トーンアームに関しては今後のサポートの心配もありますし、代替探しもしておく必要があるのかもしれません。
せっかくカートリッジもたくさんあるので、できればユニバーサルアームが良いですから、なかなか良い選択肢は見つからないのですけどね。

ただこちらもメインはレコード自体を楽しむ方向にシフトしてきていますし、最近はまだ聴けていない(クリーニングできていない)ディスクも増えてきていますから、来年はリラックスして音楽が楽しめるようにしたいところです。
そう言いつつもディスクユニオンにまた行ってみたいなぁ、なんて思ってもいますけどね。

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