• 169月

    ACOUSTUNEのイヤホン「RS ONE」をちょっとお試しで入手してみました。

    まずはどんな感じだろうということで中古を買ったのですが、フィルタが完全に消失していて大失敗。
    耳垢ガード程度なので音質への影響は少ないはずですけど、このまま使うと中にどんどんゴミが入っていきますからねぇ。
    ひとまず手元にあったFinal MAKEシリーズ用のA-4フィルタを装着しました。

    ちなみに未装着の状態ではゲーム用のヘッドセットのように高域がキツめなものの、音の距離が非常に近くて細かな音も聞き取りやすいようなイメージでした。
    A-4はE4000相当のA-5よりは透過率が高いものの、かなり厚めのフィルタです。
    元々付いていたのに近いのはA-0(これでもまだ透過率は低いくらい)ですから、RS ONE本来の音とはだいぶ異なるのは承知の上です。

    A-4フィルタ装着という非常にイレギュラーな状態だということをご承知いただいた上で、この状態で聴いてみますと能率はだいぶ落ちますが高域のキツさは抑えられて低域も深い感じです。
    最初の音出しの時はモコモコでこれはさすがに無理かなぁと思ったのですが、内圧が落ち着いたのか、しばらくするとだいぶ普通になってきました。(耳が慣れたとも言う。)

    フィルタの影響はあれど、ミリンクスELドライバーの素性は活きていて、歪みが少ない印象です。
    ハード系振動板の傾向のようなサウンドではありますが、それがフィルタでやや緩和されているのもあるのかも。
    ハウジングがプラスチックなので付帯音も少なめで、モニター寄りでありつつ、耳当たりもバランスが取れたみたいです。
    本来の音傾向も残すならA-2くらいが良いかもしれないなぁと個人的には思っています。

    また、左右の分離が良いのも印象的で、付属ケーブルが優秀なのでしょう。
    多少鳴き分かれっぽさはありますが、過度にリスニング的味付けがなく素直です。
    英歌詞が聞き取りやすかったり、テレビ番組も観る時に使ってもやはりセリフが聞き取りやすいのはステージモニターらしさが出ているのだと思います。
    かといってボーカル専用というようなことはなく帯域はちゃんと広く、ワイヤレスヘッドホンを使い慣れていると「こんなに音が良かったんだ」と思うくらいです。
    能率はフィルタで低下していますが、それでもパソコンの内蔵アンプでも十分です。
    フィルタなしの時はだいぶノイズに敏感な傾向を感じましたが、おそらく能率というよりケーブルやユニットの性質によるものなのでしょう。

    イヤーピース選びも試しましたが、結論からいうと純正で良さそうです。
    AET07は適度に広がりがあるのでステージモニターっぽさを多少和らげてくれる方向性かなと。
    SpinFit W1も悪くはないですが、楽しさはやや削がれてIEMっぽくなる傾向でした。

    無茶な比較で、Unique Melody Maverickと比較もやっていました。
    Maverickと比べると、フィルタの影響も相まってやはりちょっと高域は減退気味ですが、じゅうぶんワイドレンジでスピードも速いです。
    Maverickのほうが音色がより自然で、そこは価格差を感じる部分ではありますけども、淀みのなさやストレートな感じはRS ONEも結構、いやじゅうぶんいけると言えます。
    RS ONEは良い意味で軽快で素直な音で、「オーディオ的に調整しました」感が少ない印象です。
    最近のスピーカーと音傾向が似ている感じもあって、イヤホンも(?)だいぶ進化しているのだなと感じた次第です。

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    Filed under: Audio
    2023/09/16 2:00 pm | ACOUSTUNE RS ONE はコメントを受け付けていません

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