• 1911月

    ACOUSTIC REVIVEのEMFキャンセラー「REM-8」をお試ししてみることにしました。

    導入のきっかけはACOUSTIC REVIVEさんを訪問した際にVIOLAのパワーアンプの前辺りに置いてあったのを見かけたのと、電磁波測定器を試してみてパソコンやネットワーク機器だけでなく、オーディオ機器自身も結構、電磁波を出しているなぁと感じたからです。

    とりわけCDプレーヤーは意外と数値的にも高めで、グリーンカーボランダムも効果を発揮していますし、測定器にオマケで付いていた電磁波遮断シートみたいなものでも音に変化がありましたからね。

    REM-8自体は単4電池2本で動くもので、中にはプリントコイルがあり、これでトランス等から出る電磁波を打ち消す働きをするんだとか。
    原理的なところはよく分からないんですけれども、まずはいちばんノイズを出してそうなAKURATE DSのスイッチング電源の下に置いてみました。
    REM-8自体は前述のようにトランスの下が典型的な配置例なのですが、それ以外にもスイッチング電源、出力トランスなどにも効果があるんだとか。

    本音では話半分くらいのつもりで置いてみたのですが、実際に聴いてみると普段より格段に透明感が向上していて「こんなに変わるの?」とちょっと驚いてしまいました。
    余韻も明瞭になっていて、それも決して変な余韻が付加されたり強調されるわけではなく、靄が晴れたような感覚です。

    機器につながっているわけではありませんから、再生中でも取り去ることができるので鳴らしつつ外してみました。
    すると音の広がりがなくなって、ちょっと大げさかもしれませんが、まるでモノラルのようになってしまいます。
    これがREM-8を置かない場合の音なわけですけども、中低域が被っていてそれが濁りになっているというのが良く分かりました。
    それでもグリーンカーボランダムがない頃よりは相当良くなっているつもりだったんですけど、それとは比較にならないほど効果が高いです。

    次はC-280Lの電源トランスの下にしてみることに。
    本命はCDプレーヤーなのですけども、プリアンプなら全ての音源に効くと感じたからです。
    変化の傾向はやはり良く似ていて、楽器の配置がより明瞭になって演奏時の空間再現力が高まります。
    透明感とキレの良さが出ていますが、効き方はやや穏やかなのと、AKURATE DSやCDプレーヤー側の課題がかえって浮き彫りになってしまう感もあります。
    全部に投入できれば無事解決なのですけども、何処か1箇所に入れる前提で探すとなると、いちばん変化の大きい上流かなぁという気がしてきました。
    実際、音源をDP-77にしてみるとAKURATE DS以上にキツさが目立っていて、REM-8配置による明瞭さは活きているものの、それだけに荒さが目立ってしまう印象です。

    そこで本命であるDP-77の電源トランス下に移動してみます。
    やはり予想通り、うちの環境ではどうやら上流のほうが効果が大きいようです。
    これまでの配置パターン同様、音の鮮度が上がっていますし、DP-77では力強さも出てきました。
    ギズギスした感じが減った分、音量を上げられるようになったからかもしれません。
    こちらも再生中に外してみるテストもやってみましたが、やはり雑然としてしまう感じになり、同じ音量のままだとうるさく感じてしまいます。

    パワーアンプの前に立てるのも試しましたが、ウチではあまり変化が分かりませんでした。
    こちらはRGC-24 TripleC-FMを使っているから、というのもあるでしょうし、正直、他に効果が高い場所がもっともっとたくさんあったというのもあります。
    とりわけ、DP-77での変化はちょっと想像以上でして、低域の伸びとキレが圧倒的に違い、コレを聴いたらココしかないでしょうという形になった次第です。

    しいて欠点を挙げるなら良さを知ってしまうとついつい複数欲しくなってしまうところでしょうか。
    また、ちょっとした場所の違いでも効果はかなり違いが出てきますので、カタログ等でトランスの位置を把握した上で、微調整していくほうがより効果を発揮してくれます。
    ただ効果が高い場所では追い込み以前にハッキリと分かる効果がありますし、CDプレーヤー上部に配置してあるレコードプレーヤーですら改善効果が出ています。
    もちろん下の段のプリにも影響を与えていたということでしょう。

    電磁波というと、ともするとパソコンやケータイ、Wi-Fi等のネットワーク機器をイメージしてしまいがちですが、今回の件も含め、意外とオーディオ機器そのものも「ノイズ源」となっている傾向を感じています。
    デジタル機器はもちろんですし、大電力を扱うパワーアンプ然り、場合によってはスピーカーのネットワークですら対象かもしれません。

    また、機材までの電源ケーブルやタップ、壁コンセント、場合によってはクリーン電源を持ってしても、機器そのものの電源回路を改善することはできません。
    その点でも、外側から機材の電源周りを補助してあげられるというのは、非常に効果的なアクセサリだと感じた次第です。

    Filed under: Audio
    2018/11/19 2:30 pm | ACOUSTIC REVIVE REM-8 レビュー 設置編 はコメントを受け付けていません。

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