MacBSの日常生活的日記

Accuphase SL-10

リビングの配線変更でHD-7Aに使っていたAccuphase SL-10GをリビングのCDプレーヤーに持っていったのもあって、ちょうど出物で出ていたSL-10を入手しました。

SL-10Gとの違いはロジウムメッキでして、SL-10のほうが古いタイプです。
ケーブル構造はこの二つはおそらく共通で、芯線が7N銅の105本x2、シールドが同じく7N銅192本の編組という構成です。
現行のASL-10は8芯マルチハイブリッドタイプに変わっていて、7N以外にも4種類を組み合わせてありますし、シールドにアルミ箔も追加されています。

特性としては抵抗とインダクタンスはASL-10よりやや大きいものの、キャパシタンスは100pF/mと低めです。
7Nの純度も年月が経てば酸化してくるでしょうから新しいのも良いのでしょうけど、お値段も違いますからね。

元々のHD-7Aに使おうかとも思いましたが、CDでもXLRプラグの接触の問題がやや出ているような気がして、暫くの間、アンバランスで繋いでみることにしました。
DP-77は届いてから真っ先にXLRで繋いだのでアンバランスを試してなかったのもありますし。
ついでに電源ケーブルも付属のものにして、Accuphaseマニア全開モードです。
それまで使っていたACOUSTIC REVIVEのPOWER-STANDARD-tripleC-FMを電源タップに持っていって、WireWorldを排除したかった、というのもありますけどね。

音傾向としてはDP-70Vに近づいて、より音源に素直な傾向になったように感じます。
バランス出力といってもDP-77側はかなり簡易な回路構成だと予想されますし、C-280L側で変換したほうが優位なのかもしれません。
アンバランス入力からバランス出力のほうがC-280Lのゲインが高くなる(18dB→24dB)のも関係しているかも。
全般にシビアなオーディオチューニングから、やや気軽に音楽を楽しめる方向に変更していってるのですが、現時点でもようやくパソコンで作業をしながらCDを流し聴きできるようになっていますし、流れとしてはうまく行っているようです。
あとはもう一箇所見直して、今度こそオーディオは一段落のはずです。(自分自身でも信用できないですが。)

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