MacBSの日常生活的日記

Accuphaseを借りる

弟たちが用事でやって来たついでに、自分のアキュフェーズ一式を持ってきました。

今回やってきたのはプリアンプの「C-270V」、それにCDプレーヤー「DP-75」です。
私のC-200LやDP-70V、A-45などと色々組み合わせて聴いてみましたが、意外とCDプレーヤーに差があるような印象を受けました。
頭で考える分にはディスクリート構成のDP-70Vのほうが好みだろうと思ったのですが、DP-75は繊細さと透明感がありますね。
さすが、部品レベルでもかなり高価なPCM1702を8個も使っているだけのことはあります。

C-270Vもやはり透明感が上がり、色付けが少ない傾向のようです。
ただこちらはフォノイコライザーがありませんから、そこだけが残念なところです。

そうこうしているところで、機材によって電源部から微小なノイズが出ているのに気づきました。
弟たちの環境では出ていなかった(少なくとも感じたことはない)ようで、うちの電源環境によるものかもしれませんねぇ。
以前、電源コンディショナーを試した時にもアイソレーショントランス自体から唸りが出てましたし。
ただパワーアンプでは発生しておらず、その違いはなんだろう?と考えてみると、トランスの種類の違いによるもののようです。
唸りが出ているのはEIコアのトランスで、パワーアンプはトロイダルという違いがあります。
それだけが原因というわけでもないでしょうけれど、トランスからの磁束漏れ等で違いが出ているのかなと感じました。

ちなみに電源ケーブルやインレット型のノイズフィルタなども試しましたが、それでは解決にはならないようです。
本来なら家庭用電源がどのくらい歪んでいるかを計測できれば良いのですけど、それも難しいですし…。
そうなると当然、クリーン電源が気になってくるわけですが、費用対効果の点ではまだ悩むところもあります。
ともあれ、今のシステムの課題もわかりましたが、逆にそこそこ良い線行ってることも確認できました。
試行錯誤の中で、スピーカーセッティングやパワーアンプの配置換えなどもできましたし、少しずつ楽しく詰めていきたいと思います。

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