Creativeから、MP3などの音質を「向上」させるというUSBオーディオ
「Xmod」が発売されるそうで。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/1004/creative.htm
「X-Fi Crystalizer」という機能で、MP3などの可逆圧縮音源の
失われた高周波などを補完するとのこと。
謳い文句としては「元のCDを超える音質を実現」だそうで…。
いやまぁ、確かに高域補間は有効なケースもあるかとは思いますが、
所詮は「お化粧」でしかなくて、本来の音質を復元するものではないと
私は思うんですよねぇ。
オーディオメーカーなども同様な技術を積極的に活用しているところが
結構ありますが、正直、半分(以上)眉唾ものかと。
ひどい言い方をしてしまえば、偶数次の高調波歪みを増やしてるだけとも
言えるんですよねぇ。
決して非可逆圧縮フォーマットというのは悪いものではないと思うんです。
非圧縮のデータに比べて、1/10とかのサイズで、ほぼ同じくらいの音質を
実現するわけですからね。
だからこそ、それを無理に復元するよりは、サイズを1/5程度にして、
その分、ビット数やサンプリングレートを高くした「CD上位フォーマット」を
ベースに非可逆圧縮すれば良いと思うのですけれど…。
まぁ、オーディオにこだわる人はすっかり減ってしまった現在、本気で音を
追究しようという方は、少なくなってしまったのかもしれません。
コメント
MacBSさん、お早うございます。
本機は”Appleとの和解後に、早速MacOS対応版製品を発売した”と言う事に
なるわけですね。失われた情報を補完するという発想は、PIONEERのレガート
リンクと同じように見えます。初めてレガートリンクの内容を見聞きしたときには、
そんなことで本当に本来の情報が復元できるのか?!と、憤慨した憶えがあり
ます(^^)
拙宅では「CD上位フォーマット」の一つ:SACDからiTunes、iPodへ音録りする
時に、デジタル直結出来ないのでSACDアナログ出力 → ADコンバータ →
Macという経路でやっています。
SACDハイブリッドディスクのCD部分から普通に読み込んだ方が、作業時間
としては100倍位早いと思います。手間をかけて楽しんでいるだけですね。
サンプリング品位を高めた究極のデジタルフォーマット≒”高品質”のアナログ
であるといつも思っていますが、MacBSさんのお考えは如何?
shigechanさん、コメントありがとうございます。
MacOS対応してくれるのは、とりあえずありがたいですね。
うちもなんだかんだいいながら、CreativeのUSBオーディオを使ってますし。(笑)
レガートリンクと基本的な思想は同じかと。
見かけ上の特性は向上するでしょうけど、
折り返し歪みのような音色が付加されるのは、
少なからず避けられないように思います。
SACD、お持ちなんですね。
上位フォーマットとしては一番期待が持てるとされながら、
なかなか普及が進まないですね。
私としては、高品位フォーマットの方向性としては
SACDが理想的だと思っています。
もちろん、あれが最善ではないでしょうが、よりデータ量を増やせば、良いわけですし。
オーディオにおけるアナログの欠点は、劣化が免れないところですね。
それこそ、レーザーピックアップあたりで読めば良いのでしょうが、
そこまでするなら、SACDのほうがスマートのように思います。
どもども。
確かにアナログ伝送では劣化を如何に少なく抑えるのかが、技術開発の要に
なるのだろうと思います。私はデジタル回路が読めないので、部品交換等で
遊ぶのはアナログ回路だけですね。どうせなら、なるべく気持ちのよい音を聞き
たいと言う気持ちだけで、色々と試行錯誤しています(^^)
可聴領域なんて20KHz位までとされていますが、音の成分には打撃音の様な
高い周波数成分もあると思うので、その辺りもある程度記録・再生出来る方が
良いですよね、多分。
ところで、お手軽に楽しめるオーディオアイテムの中で最近ガッカリしたのが
ノイズキャンセル型ヘッドホンです。先日購入したものは、NCをONにすると
音量も今イチ上がらないし、何だか音楽の活性が失われていると感じて
しまい、今は全く使っていません。他の人へ転売するのも申し訳なくて・・。
SACD対応機材は、信じられないほどお手軽価格のものが出てきました。
もっとハードが普及して、ソフトも沢山発売される事を希望します。
shigechanさん、コメントありがとうございます。
アナログだと、時間での劣化もありますが、
コストダウンによる劣化も激しいですよね。
きちんと良いものには対価を支払う、という風潮が
あれば、デジタル化の波は、もっと違う形だったかもしれません。
可聴域については、諸説ありますね。
正弦波なら、20KHzですら聞こえないかもしれませんが、
インパルスのようなものは聞こえますしね。
ノイズキャンセルヘッドホンは、やはり音質が厳しいですか。
SONYのは「…」だという噂は聞いたことがありますが。
PS3も確かSACDに対応するんでしたよね。
まずはソフトが普及してくれたら良いのですけれど。
MacBSさん、こんにちは。
今日もちょっと風は吹いていますが爽やかなお天気ですね。私は先ほどバイク
掃除で汗を流して参りました。
SONYのは「…」だという噂ですが、実体験から言うとあれは最悪の部類かと
思います。電源を切るとスルーになるのかと思ったらそんな事はなく、どうにも
使いづらい代物でした。普通の乾電池1本でNC用の回路とヘッドホン用アンプ
をドライブするのがきついのかも知れません。
あるいはNC用の逆位相レベルが高いのかも知れませんが、何にしても外から
調整する箇所はないし、中を開けようとすると即破壊に繋がりそうでしたので
手を付けていません。放置プレイになってます。
BOSEの新型は聴いていないので判りません。
PS3を購入する意思は全くないのですが、あれをきっかけにSACDを知って
貰えるといいなあと思いますね。Cellを使い倒す事で、ゲームも出来るマルチ
メディアプレイヤー(プロセッサー)として進化するのかな?
shigechanさん、コメントありがとうございます。
今日は風がさわやかですね。
私もちらっとお散歩カメラしてきました。
SONYのは、ほんとに評判が悪いですね。
PHILIPSが安い割には良いといいますが、
あくまでも電車など、騒音がひどい場所限定でしょう。
BOSEのは、初期のモデルを試聴しましたが、
正直、HiFiとは言い難いかと。
良く言えばBOSEらしい音、要するにダイナミックレンジを無理に拡張したような音色でした。
PS3、私もお値段的にちょっと買う気になれませんね。
SACDを買うとしたら、TEACあたりかなぁ。
どもども。
BOSEの初期型については了解しました。NCは、騒音レベルの高いところで通話
を確保するのが発端ですから、HiFi用に進化する余地はまだあると思います。
(^^)TEACですか? =Esotericになるかと思いますが、高いなあ!
最安値で?462,000です。確か内部の配線材に6Nか8NのCu線を採用した
機種があったと思いますが、トランスポートとDAコンバータで460万円位です。
買える訳ないので、せめて中だけでも見たい!(爆)
shigechanさん、コメントありがとうございます。
NCを高音質へ活かすというアプローチはまだまだですものね。
ただ、曲がりなりにも音響工学を学んだものとしては、
「騒音だけ消す」なんていうのは、
音質劣化なしには不可能のように思えますけれど。(爆)
TEAC、と簡単に書いてみたものの、た、高いですね。(^^;
このあと、ちょっと調べてエントリーしてみようかなぁと
思ってますので、そちらをご参照くださいませ。
最近はメカ内部の写真を載せたカタログなどがないのですかね?
Accuphaseあたりは今でも掲載していたように記憶してますが。
エソテリックはトランスポートが素晴らしいですよね。
昔、あれを使ったWadiaのCDプレーヤーが欲しかったことがあります。
どもども。
会社の先輩がXMODを購入したので、使用感を聞いてきました。
1.plug-inよりは良い
2.高音域・低音域はクリヤーになった
3.”CD以上”とか”ステージでの音響を再現”とかは、宣伝し過ぎだと思う
との事でした。iTunesの再生時に併用したそうです。
ご当人はOK!と判定されているので、無駄遣いにならずに良かったと思います。
つい先日、SACDハイブリッドディスク8枚を購入(1枚は多分本日着)しました。Rock, Pops, Jazzの各種取り混ぜなんですが、これから着く奴はJazz
(The Great Jazz Trio & 渡辺貞夫)で、内容的には大当たりの筈です。
到着済みの物と合わせると、今回の成績は8打数7安打(5本がクリーンヒット
で、
残り2本はポテンヒット?!)でしょうか。良い買い物でした(^^)ホッ
shigechanさん、コメントありがとうございます。
xmod、やはり”CD以上”というのは言い過ぎですよね。
でも、それなりに「エフェクター」としての効果はあるようなので、
良かったですね。
SACD、意外にもPS3の音質がかなり良いらしいので、
それがちょっと気になっています。
CPUが強力なので、音のことを考えてフルに処理すれば
ゲーム機でも頑張れるものなんですね。
こんにちは。
PS3のSACD再生については、私もどこかで記事を見ました。ソフトウェアデコード
ですので、色々な事が出来るのだろうと思いますが、その辺の事はMacBSさんが
よくお解りになるかと思います。
デコーダーのチップや回路定数によって再生音が決まる普通のプレイヤーに
対して、ソフト的な設定の自由度は高いと言えるのでしょう。
消費電力は定常状態でおよそ200W位でしたね。12V38Aの電源ユニットは
こじんまりと作られていますね。銅もアルミも高くなってヒートシンクの設計自体が
制約されると思うのですが、せめて放熱用のシリコングリスは良い物を使って
いるのかな?等と心配してしまいました(^^ゞ
shigechanさん、コメントありがとうございます。
PS3はCPUの能力は非常に高いですから、
ある種、Wadiaのような手法を取ることができますね。
アップデートで音質アップ、なんてことも可能ですし。
あと、大体、PowerPC系の石はノイズが少ないようで
音に悪影響を及ぼしにくい傾向がある気がします。
何故なのかは良く判りませんけどね。
消費電力については、ゲーム時以外は大したことは
ないらしいですね。
放熱に関しては、かなり大型の「扇風機」が内蔵されてるみたいです。