MacBSの日常生活的日記

Mondaine Helvetica 1 Smart Watch

Mondaineから「Helvetica 1 Smart Watch」が出ている(日本語PDF)ようで。

7月から予約が始まっていて9月からはもう通常価格、しかも1957本限定なので今さらではあるのですが、先日紹介した「Moto 360 2nd Generation」とはまた対極な感じなのでご紹介しておこうかなと。

同社からは普通のアナログ時計としてHelveticaというモデルが最近出たんですが、これをスマートウォッチに仕立てた内容です。
Helveticaはご存じの方も多いかと思いますが、フォント書体の名前でして、もちろんこのフォントを時計のデザインにしたモデルです。
モンディーンというと鉄道時計のSBBラインが有名ですけどね。

機能的にはWithingsに近い内容で、MotionXと睡眠センサーが搭載され、健康や身体活動やカロリー消費、睡眠管理ができるものです。
当然ながらAndroid Wearではありませんから時計本体は普通にクォーツですし、これらの値の表示もやはりWithingsと同様に6時位置のスモセコ風に表示するものです。
もちろん、iOSとAndroid向けアプリが用意され、時計のタイムゾーン設定を自動変更することもできるとのこと。
それにしても時計全体がディスプレイなタイプとは明らかに方向性の違うものですね。

お値段も先着購入ですら850ドルで、その後はさらに100ドル高くなって、同社の通常の腕時計と比べてもかなり高めの価格設定です。
その代わり、バッテリーは2年間保つそうで、むしろ高機能な腕時計と捉えるべきなのでしょう。
この手のモデルは他の腕時計ブランドからも今後たくさん登場してきそうで興味深いですが、クォーツでさえ「長年使い続けられない」と否定されがちなユーザー層も多いわけで、その点ではガジェット好きとも腕時計好きとも違う層を狙う必要がありそうです。

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