MacBSの日常生活的日記

iPhoneでFLAC再生

先日のiPhoneでの音質改善が気に入ってCapriccio が定番プレーヤーになったのですが、さらに進めてFLACでの再生も試してみました。

FLACというのはMP3やAACといった音楽用ファイルフォーマットのひとつで、可逆圧縮というのが大きな特徴のフォーマットです。
iTunesも再生に対応していますが、iPhoneやiPodは対応してなかったかと。
なお、iPhoneなどが対応する可逆圧縮フォーマットだとApple Loselessがあります。

というわけで、まずはFLACファイルから用意する必要があります。
iTunesは再生には対応していますが、FLACのエンコードはできません。
ということで、MacでFLACエンコードするソフトには「X Lossles Decorder」のGUI版をチョイスしました。

変換にはそれなりに時間がかかりますが、MP3への変換とそれほど変わりませんし、CDDBも参照してくれるので、なかなか使い勝手は良好です。
川江美奈子さんのletters2を変換してみましたが、変換後のサイズは235MBでした。
320kbpsでエンコードしたMP3が100MB程度ですから、思ったほど大きくはないですね。

エンコードが終わったら、iPhoneに入れますが、この時、普通のようにiTunes経由ではなく、iPhoneの同期画面のAppの下の方にある「ファイル共有」を使います。
Capriccioの書類として入れるというわけですね。
なお、Capriccioの対応フォーマットはMP3, WAV, OGG, FLAC, AIFF, MID, M4A, CAFです。

これで準備は完了ですから、早速再生してみます。
曲はiPodのところではなく、Filesのところに入っています。

再生してみると、当たり前ですがCDそのものです。
MP3と比べてみると、ピアノの余韻などが全く違うのがわかります。
思った以上に違っていて、同じ音源から作ったの?と疑いたくなるほどです。
地デジとアナログの違いと喩えたらちょっと大げさかもしれませんが、それくらいのインパクトです。

MP3のほうは原理上、人間が気付きづらい音をカットしてしまうので、明らかに音数が少なくなっていますね。
ピアノの残響、タッチ音、部屋の響きなどがカットされているのがはっきりわかります。
帯域もMP3では高域が伸びていないですし、歪みもやや増えています。

ただ、逆に言えば、そもそも音数の少ない音源だと差は出づらい印象ですし、そこまでこだわなくて良い楽曲もあるでしょう。
全部をFLACで入れる必要はなくて、これは良い音で聴きたいと思うものだけ、FLACで入れて、プレイリストに混ぜて使うのがオススメかと。
DRMフリーのFLACでの配信も少しずつ出てきていますし、これらをそのまま入れられるのもメリットでしょう。

あと、今回の実験でわかったのは、iPhoneもまだまだ結構頑張れるなぁという点ですね。
音質面では評価が低いことも多いiPhoneですけど、ちょっと工夫すればなかなかいけるじゃないかと。
音質的にはむしろ、MP3自体の劣化や純正アプリのデコーダの質が大きいのかもしれませんね。

もちろん、イヤホンやポータブルヘッドフォンアンプなどを組み合わせれば、さらなる改善も期待できますし、今週中に届くであろう某貸し出し品などで、またいろいろ実験してみたいと思っています。

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