FDマウントのススメ

15年前

マイクロフォーサーズが登場して、俄然、マウントアダプタ遊びが
楽しそうだなぁと思っている、今日この頃です。

フランジバックが短いことで、レンジファインダーのレンズが使える点が
良く取り上げられていますが、一眼レフのレンズの中でも、これまで
マウントアダプタで遊びづらかったのが、CanonのFDマウントです。

単純にフランジバックだけで考えても、かなりアダプタを回するのが
厳しい上に、独自のスピゴットマウントの影響もあって、アダプタを
作るのが難しかったのでしょう。

その点、マイクロフォーサーズなら余裕のようです。

Mマウントだと、やはりレンズがやや高いですから、すでに資産がある方は
良いとしても、ちょっと遊んでみる、というのにはつらい面があるでしょう。

その点、FDマウントのレンズなら、本数も出ていますから、場合によっては
数千円で手に入りますから、なにしろお手軽かと。

旧FDとNew FDがありますが、どちらも一長一短あるので、お好きなほうを
選ぶのがよろしいかと。

フォーサーズでは焦点距離が実質2倍になりますから、広角のほうが
扱いやすいでしょうが、Canonは昔から、どちらかといえば、標準から望遠寄りの
ほうが得意ですからねぇ。

オリンパスからもマイクロフォーサーズ機が登場予定ですし、人気が出て
中古が品薄になる前にゲットして、まずはフィルムカメラで遊んでみるのも
良いかもしれません。
カメラ本体もFDマウントなら、お安くゲット可能ですからね。