• 196月

    YOUのデジタルマニアさんで、最新のニコン標準レンズと50年前の
    Nikkor 5.8cm F1.4をD3xに装着して比較しているサイトを見つけました。

    コマ収差を除けば、5.8cmのほうが優秀なくらい、という結論には
    なんとなく理由はわかっていても、やはりびっくりです。

    この「5.8cm」は隠れた人気でして、今でも出物があると結構な高値で
    取り引きされています。
    ノクトニッコールという化け物は別にすれば、その写りはなかなかのものらしいです。

    58mmという焦点距離になったのは、当時としては一眼レフ用のレンズとして
    F1.4で50mmに近い焦点距離を画質を守って実現するのが難しかったから
    という理由のようです。

    フランジバックが結構あるので、広角になるほど設計が難しくなるんですよね。
    その点でも最新の50mmより少し有利なわけです。

    さらに大きいのは、当時は硝材の自由度が高かったという点です。
    今は環境問題が厳しいですから、放射性元素や鉛などの添加物が使えず、
    硝材の性能を出すのが大変だと思います。

    その分、コーティングとかコンピュータによる設計、非球面レンズなどで
    カバーできる面もあるかと思いますが、やはり大きなハンデなのでしょう。

    あと、これも意外かもしれませんが、明るいレンズよりも少々くらいレンズのほうが
    性能が良いケースが多々あります。

    標準レンズだと、F2あたりが性能が出しやすいのか、名品がいろいろと
    残されているレンジだったりします。
    Nikkorでも「NIKKOR-H AUTO 1:2 f=50mm」あたりが評判が良いようです。


    《中古良品》Nikon Auto Nikkor 50mm F2

    いずれにせよ、新しいほど性能が向上しているように思われがちですが、
    意外とそうでもない一面があるというのは、ご存じない方も多かったのでは
    ないでしょうか。

    Filed under: Photo
    2009/06/19 10:00 pm | レンズは古いものほど良い!? はコメントを受け付けていません

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