MacBSの日常生活的日記

Logitec LHR-DS05WU3R レビュー USB接続編

Facebookで開催されていたロジテックと東京カメラ部お年玉プレゼント企画で当選したWi-Fi接続対応HDD「LHR-DS05WU3R」が届きました。

同社のフロントローディングタイプのHDDリーダー/ライター「LHR-DS05WU3」に高品位なHDDドライブ「WD Red」(うちのは2TB。3TBもアリ)をセットにした通販限定モデルです。

Wi-Fi機能はまた後日レビューさせていただくとして、今回は開梱とUSB接続で手持ちの500GB HDDにいっぱいの写真データをコピーする段階で感じた点を挙げてみようかと。
PCとの有線接続となるとUSB3.0端子のみですが、付属のケーブルでMac mini(Mid 2011)にUSB2.0にて接続しましたが、何の問題もなく動作してくれています。

WD RedはexFATでフォーマット済みで、Macも最近のOSではexFATをサポートしていますから、そのまま使います。
なお電源は内蔵ではなく、ACアダプタ(12V2A)を使います。

話がやや前後しますが、直販モデルということもあってか、梱包箱は非常にシンプルで、運送用の外箱がそのまま製品箱になっているといった具合です。
無駄がなくて良いのは確かですが、以前お借りしたロジテックのルーターは下の写真のとおり、心遣いにあふれたデザインだった記憶があって、そこはちょっとだけ残念だったかも。

もう一つ気になった点としてはカートリッジ構造になっていることもあってか、最近の外付けHDDとしては動作音は意外と静かとは言えなかったです。
このところPCオーディオに注力しているので、極力パソコン周りの騒音源を減らしているというのもあり、今はテレビ用の「HD-AV2.0TU2/AJ」のみが常時通電しているのみとしているせいもあるでしょう。
とりわけうるさすぎるというのではなく、ごく普通の外付けHDDレベルだった、というだけでして、WD RedはNAS用途を意識したドライブで勝手に静粛なのだろう、と私が思い込んでいただけかもしれません。
なお、WD RedはAAMには対応していない模様で、ツール等で静音化を図ることは出来ないようです。
もちろんPC周辺に置かないという意味ではWi-Fi機能という手段が用意されているわけで、そちらはまた後日レビューさせてもらいます。

ということでWD Redを装着したら早速、500GBの写真データのコピーに取り掛かりました。
USB2.0での接続で、しかもコピー元も同様にUSB2.0ということもあり、Finderでの表示を見ると残り11時間との表示が。
あまりに大量だとFinderは途中でコケることも多いので、一旦中断してCarbon Copy Clonerに切り替えました。
結果的には所要時間は変わらず、10:45:20で492.56GBのコピーが無事に完了です。
単純計算だと12.7MB/sほどとなり、USB2.0としては順当なところでしょうか。

その後、メモリカードからHDDへの転送などを実施してみましたが、500GBの元のドライブよりは快適で、さきほど書いた動作音も500GBのよりはずっと静かです。
なお、ライター背面にはファンが付いていますが通常は動作せず、46度以上になった時だけ動作するそうで、今回の500GBコピーでも一度も回転することはありませんでした。

欲を言えばちょっとWD Redのコロコロ音が気になるようにも思いますが、カートリッジ式で交換可能なわけですから、どうしても気になる人はセットではなくリーダーのみを購入し、さらに静かなドライブを使う手もあるでしょう。
今回は大事な画像データの保管先でもありますし、その点では多少の動作音よりも24時間稼働もしっかり想定されたWD Redの信頼性のほうが重要かと。
ライターのほうも日本製という安心感がありますし。
容量がいっぱいになってもドライブだけ買い足せば良いというのはコスト面でも有利ですし、サイズも通常の外付けHDDとほぼ同じ大きさに仕上がってるのは優秀だと感じます。

また細かい点ですが、背面のスイッチで電源オフにでき、さらには電源を入れたままでも5分ほどでスタンバイモードに移行してくれるというのも、省エネとしても静粛性としてもうれしいポイントです。
500GBのほうは電源オフができなくて結構不便だったんですよねぇ。
総じてUSB接続での外付けHDDとしては完成度の高さを感じました。

ここまで整ったところで、複数のパソコンやスマホ、タブレットからの共有を活かせるWi-Fi機能を試すわけですが、そこはまた後日。

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