Microsoftから、指紋読み取り機能「Fingerprint Reader」を搭載した
製品が3種、登場するようで。
http://digital.biglobe.ne.jp/news/pc/20040913/pc01.html
キーボード「Optical Desktop with Fingerprint Reader」はキーボード左側に、
マウス「Wireless IntelliMouse Explorer with Fingerprint Reader」
(名前、長すぎ…)はワイヤレスレシーバ上に、「Fingerprint Reader」が
付いてます。
そして、単体の「Fingerprint Reader」は、指紋読取り専用のハードです。
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この「Fingerprint Reader」、微妙にMicrosoftらしく(?)、指紋認証や
セキュリティ強化が目的ではなく、パスワード入力の利便性を向上させる
ためのものだとか。
ログオンユーザごとに指紋をあらかじめ登録しておいて、そのユーザが
Webブラウズなどをしている時に、初めてパスワード入力が必要な場面になると、
専用の登録画面が表示されて、ユーザー名とパスワードを登録します。
そうすると、それ以降は、同じサイトにアクセスする時は、
「Fingerprint Reader」で指紋を読み取るだけで、
自動的にユーザー名とパスワードが入力されるという仕掛け。
まぁ、IEにもパスワード記憶機能があるんですが、
あれだと複数ユーザで、一台のPCを共用する際にセキュリティが
著しく下がるんで、それを避けるってわけですね。
また、Windows XPのユーザー簡易切り替え機能でも有効で、
ログオン前の状態で「Fingerprint Reader」に触れると、
それだけでユーザーセッションが自動的に切り替わるという仕掛けも。
確かに複数ユーザでの使用を想定すると、やや便利そうではありますが、
もうちょっと積極的、かつ、セキュアに振った活かし方がありそうですけどねぇ。