• 281月

    先日のMS400といっしょに、PHIATONのノイズキャンセリングイヤホン「PS 20 NC」も、みんぽすさんにお借りしています。

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    こちらはカナルタイプのイヤホンで、やはりノイズキャンセル機能が目玉かと。

    キャンセリングユニットはケーブルの途中にあって、電源は単4電池1本です。
    ユニットは取り外すことはできず、やや大きくて邪魔な感じもします。

    できれば取り外し可能だと良いなぁと思いますが、ノイズキャンセルが目玉機能なわけですから、そこまで望むのは無理かもしれませんね。
    電源はこのユニットにあり、EverPlay機能という仕掛けで電池がない場合でもノイズキャンセル機能が働かないだけで、そのまま音楽を聴くことができます。

    ノイズキャンセル機能をオンにすると、残留雑音が聴こえます。
    マイクがあってアンプが存在するわけですから多少は仕方ないですが、静かな環境では多少気になるかも。
    喩えが古いですが、Dolby B入りのカセットのヒスノイズくらいの感じだというと、そこそこの年代の方にはわかっていただけるかと。

    そして肝心のノイズキャンセル能力ですが、これはかなり実用度が高いです。
    「Noise Blocker技術により外部騒音を95%遮断」とされていますが、95%が正確かどうかはわかりませんが、屋外で音楽を楽しむのには効果絶大です。
    キャンセルされるのは主に低音域で、車のエンジン音で特に効果的です。
    路面ノイズは程良く残るので、通行中に使用しても(音楽のボリュームが低ければ)大丈夫な感じです。
    「すべての車がプリウスになる」というと、わかっていただきやすいかな。

    反面、中音域より上はあまりキャンセルされず、アナウンスなどを聞き漏らす心配はあまりないと思います。
    また、ノイズが減るというのもありますが、音楽の再生ボリュームを大きくせずに済み、室内で聴くときと同じくらいのボリュームで聴くことができるというのが大変大きなメリットだと感じました。
    そのおかげで耳への負担も減りますし、さきほどのアナウンスなどの聞き漏らしなども減らせる気がします。

    音質についてはキャンセリングOnとOffでも若干の変化がありますが、MS400と比べるとやはりどちらにしてもナローレンジな感じになるのは否めません。
    ただ、この価格帯のイヤホンとして考えれば、十分な音質といって良いのではないかと思います。
    iPhoneやiPod、PSPなどで使いましたが、機器を選ばず、どれでも自然な音色です。

    シリコンイヤーチップも本体に最初から付いているものを入れると4種類付属しますし、航空機用のアダプタも付属しますので、今後はこれを試してみたいと思っています。

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    Filed under: Mono Fellows
    2011/01/28 7:30 pm | PHIATON PS20NC レビュー はコメントを受け付けていません

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