MacBSの日常生活的日記

Apple関連本、2冊

林信行さんのブログを拝見していたら、「iPhoneショック」という本を出されたようで。

iPhoneショック ケータイビジネスまで変える驚異のアップル流ものづくり
林 信行
日経BP社 2007-12-13

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3G版のiPhoneが意外と早く登場して、DoCoMoかソフトバンクあたりから出るんじゃないかと
話題ですが、ちょうどタイムリーな出版ですね。

内容としては3部構成になっていて、まずはiPhoneがケータイ業界に与えた衝撃を分析、
第2部はAppleのものづくりなどを他社と比較しながら解説、第3部はライバルメーカー側の
課題を指摘する、といった内容だそうです。

まだ実物にはお目にかかったことがないのですけど、iPod touchが出る前に出たアメリカと
iPod touchが既にあって、ワンセグやICカード機能などで、ちょっと特殊な環境にある
日本のケータイ社会では、インパクトもだいぶ違うかもしれませんね。

ただ、来年あたりからは1円端末なども制限されてきて、ビジネスモデルにも変革がある
ようですから、事情はちょっと違うかもしれません。

ちなみに、最近、ジョブズの非公式自伝「偶像復活」を読んだんですが、あれを見ると
ジョブズは、プライベートでもテレビが嫌いみたいですね。

スティーブ・ジョブズ-偶像復活
ジェフリー・S・ヤング ウィリアム・L・サイモン 井口 耕二

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そのあたりがMacにテレビ機能が搭載されないひとつの理由でしょうし、iPhoneにも
ワンセグ機能が搭載されたりすることはないのかもしれません。

そんなジョブズに関する本も、林さんの著で発売されています。

スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡
林 信行
アスキー 2007-12-17

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「偶像復活」と違って、こっちは公認なのかどうかは定かではありませんが、訳書ではない
ジョブズ本は初めてかもしれませんね。

Apple誕生の話から、Apple追放、NeXT、PIXAR、そしてアップルへの復帰と、有名な
逸話が当時の写真とともに紹介されているようです。

127ページと分量的にはあまり多くないようですが、他のジョブズ本を読んだことがない
方には、訳書でないこともありますし、おススメかと思います。

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