MacBSの日常生活的日記

SONY DSC-QX10

SONYからスマートフォンと組み合わせることが前提のデジタルカメラユニット「DSC-QX10」と「DSC-QX100」が発売になるそうで。
もうだいぶ前に発表されてましたが、今回、国内での発売が10/25に決まりました。
お値段や個人的な好みから、ここでは主にDSC-QX10を紹介してみます。

見た目はマウントのない交換レンズみたいな感じで、Wi-FiやNFCでスマートフォンと連携する仕掛けです。
仕掛け自体は最近のWi-Fi対応デジカメと同じですけど、思いっきり割りきって画面もシャッターボタンさえもないというのはなかなかスゴイです。
(9/16追記)
シャッターボタンは本体横にありました。失礼しました。

ただ、実際に形になってみると、ちょっとイメージと違う…という、悪いクライアントみたいな感想が口をついて出てしまいます。

どこが違うんだろうと考えてみると、どうやら沈胴式という部分じゃないかと。
そもそもこれを見て最初に思い出したのがdocomoのL-03Cだったんですよね。
ジャンルは違いますが、外付けという点ではポタアンみたいな存在になるわけで、そんなポータブルヘッドフォンアンプを見てみると大抵はスマートフォンと(少なくとも幅と高さは)同じくらいのサイズのものが多いんですよね。
ポータブルバッテリーでも同様ですし、やっぱりそういうスタイルのほうがスマートフォンとのセットでは相性が良いのかも。
実際にカメラとして成立させると屈曲系になりそうですけど、少し考え方を変えれば最後に曲げる必要もないわけで、スティック型みたいな形でも良さそうです。

いずれにしても大型素子を求めるというよりは高倍率のほうがニーズは高いと思うんですよね。
その意味でもどちらかと言えば私はQX10推しなんですけど、TXシリーズから液晶を取り除くことで出来たスペースをうまく活かして20倍ズームくらいになったらスゴイなぁと。
もう一点、QX10推しなポイントは広角25mm相当スタート(QX100は28mm相当から)というところです。
今回の製品はスマートフォンの液晶背面に固定できるような構造になってますけども、そうなると最近のケータイやSNSなどの利用状況を考えると自分撮りというニーズが結構あるんじゃないかと思うんですよね。
その際には広角がずいぶん有用になってくるのではないかと思います。
そもそも、背面に固定してしまって従来のデジカメスタイルに縛られるのではなく、ケーブルで縛られない自由度を活かすデザインがあるんじゃないかなと。
(9/16追記)
なお、この機種自体はWi-FiやNFCを利用しているので、液晶背面に固定しなくても使うことはできます。
その場合に持ちやすいデザインかというとちょっと違うのかなぁという風に思っています。

ただ、この最初の一歩があるからこそ言えることでして、今後は各社真似してくるんじゃないかな。
そうなった際にはデザインやスタイルも重要ですけど、それ以上に操作性や完成度も大切になってくるわけで、その点ではすでにソニーは一歩リードしてるとも言えるわけで、今後もじっくりこのジャンルを育てていってほしいところです。

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