MacBSの日常生活的日記

RICOH GXRをお借りしました

金曜日、ちょっと時間的に余裕ができたので、銀座のリコーフォトギャラリー「RING CUBE」で「RICOH GXR」をお借りしました。

現在の貸し出し対象は今回お借りしたGXRとCX4で、それぞれ毎日先着5名で当日の19:00まで、無料でお借りできるというものです。
11時オープンなので、オープンと同時にお借りしました。
レンズユニットは先日出たばかりの「GR LENS A12 28mm F2.5」を。
他のレンズユニットやEVFも同時貸し出しできるようですが、今回はシンプルにこれだけにしました。
なお、SDカードは自前で持っていく必要がありますし、身分証明書と連絡用の携帯電話番号が貸し出しに必要です。

というわけで、楽しく持ち歩かせてもらいましたが、短い試用での印象はやっぱりリコーのカメラだなぁというところです。
使いやすいコンデジ風味に見えますが、やはりそこはリコーらしい尖ったカメラだということですね。

28mm相当という画角は銀塩GRから続くリコーのお得意芸で、レンズの素晴らしさはやはりさすがという感じでした。
ただ、APS-Cという大きな素子を使いつつも感度オートでもあまり感度が上がらず、撮ったときは大丈夫と思っても手ぶれしているショットが結構ありました。

ボディーが大きいのと標準構成だと液晶を見ながらの撮影になるので、手ぶれしやすい面もあるのでしょうね。
それが分かっていればEVFもお借りしたんだけどなぁ。
高精細な液晶とはいえ、銀塩使いの私にはやはりファインダーのほうが安心感があるようです。

気になるAFスピードは十分速く、いらいらすることは全くありませんでした。
ただ、最短撮影距離あたりでは中抜けして後ピンになってしまうことが何度かありました。
あとで調べると、マクロモードにすれば良かったのかも。
マニュアル等がなかったのもあって、そちらは試しませんでした。

ただ、伝統の28mm(相当)はやはりさすがで、しっかり決まれば歪みも少なく、シャープな描写を魅せてくれます。
RAWとJPEGのみを切り替えつつ撮影しましたが、RAWでみるとかなりハイコントラストだなぁと感じます。
そのあたりも銀塩GRに通じるものを感じました。
もちろん、設定もかなり細かくできるので、使いこなしていけば自分なりの味わいを出せるでしょうけどね。

また、モノクロのトーンの良さもかなり気に入りました。
お借りした時点で、カスタム設定で簡単にモノクロに切り替えられるようになっていたので結構使いましたが、やや軟い調子でなかなか好みでした。
この勢いでモノクロ専用のレンズユニットなんてのもあったら面白いかも。

というわけで、18時くらいにお返ししてきましたが、なかなか貴重な体験でした。
欲を言えば、セッティングまでしっかり使い込むには一泊二日くらいは欲しい気もしますけど、簡単な手続きで誰でも借りられるというのは太っ腹だなぁと思います。
GXRに少しでも興味をお持ちの方は、銀座に行くことがあれば、ぜひお借りになってみてはいかがでしょうか。

モバイルバージョンを終了