MacBSの日常生活的日記

Panasonic DMC-GM

Panasonicからマイクロフォーサーズ機「DMC-GM」が11月発売予定だそうで。

GFシリーズの路線のようにも思えますが、あえて違う型番を振ってきたのはなんといっても世界最小サイズの自信作だからでしょう。
今まで「◯◯の△△としては」という条件付きを乱発してましたけど、今回は「レンズ交換式デジタルカメラのボディとして」で自信を持って世界最小と言えるというわけです。
この競争も画素数と同じく、ある程度以上は不毛ではあるんでしょうけど、Nikon 1やPENTAX Q7などよりも小さいというのはかなり頑張ったなと素直に思います。
重さもバッテリー込みで約204gですから、ある意味、レンズ交換式コンデジですね。

サイズが小さいだけに当然ながらEVFは未搭載ですが、ストロボはちゃんと搭載してありますし、GF5までとは違ってちゃんと用意されていて、優等生な仕上がりにまとめてあります。
また、シャッターがこれまでのGシリーズとはちょっと変わってるようで、「電子制御式単幕フォーカルプレーンシャッター/電子式シャッター」との記載(これまでは単純にフォーカルプレーンシャッター)になっています。
昔のNikon D70みたいに遮光幕としての機械式シャッターになってるんでしょうね。
別にそれが悪いことだけではなく、1/16000秒の高速シャッターが実現されているというメリットもあります。

デザインは各社のプレミアム系コンデジなどと同様、やはり少しオールドスタイルなデザインに振ってあります。
なんだかんだ言っても買ってくれる年齢層が高くなってしまうというところがあるのでしょうね。
シルバーを基調にしたオレンジ、ホワイト、シルバー、そしてシックなブラックの4色がありますが、個人的にはブラックとホワイトが良さそうです。

ここまでわりと良い印象ですけど、気になるのはなかなか進化のペースが遅い印象のLive MOSの出来でしょうか。
1600万画素は普段遣いには十分なんですけど、素子の粗を画像処理で潰し過ぎる傾向がこのところ続いていて、どうも素直な絵になりづらい印象が減ってると良いのですけど…。
公式サイトのサンプルを見た感じだと粒状性をうまく活かした絵作りに変わってるような気もするので、一度ちゃんと試してみたいモデルです。

ところで、コンデジですら大型素子を搭載したモデルが出てくる中で、マイクロフォーサーズはどうなの?というところも気になるところです。
一体型のコンデジはとりあえず現時点で良さげな素子を投入すればそれで良いわけでしょうけど、レンズ交換式システムとしては将来も踏まえて最適な撮像素子サイズを見定める必要がありますから、メーカーもユーザーも簡単に切り替え、乗換えできないですからね。

他にもたくさんファクターがあるかとは思いますが、素子サイズに絡む主な要素としては下のような感じでしょうか。

・画素数
・高感度ノイズ
・レンズ性能
・レンズサイズ
・本体サイズ
・コスト

画素数はまだ高画素化の波が静まったとは言えませんけど、出力としてのニーズやレンズ性能との兼ね合いなどからして、少なくとも1億画素が一般的なんてことにはならないかと。
高感度ノイズもISO51200対応なども出てきていますが、ここも高画素化が落ち着いてくれば実用上困らないレベルになることでしょう。
そうなると将来的にはむしろレンズやコスト側の問題が大きくなってくると推測できるわけで、その点ではマイクロフォーサーズ辺りのサイズは意外にも寿命の長いシステムになるのかも。
コンデジの大型素子で差別化が…という声もあるでしょうが、それこそフィルム時代は写ルンですですら35mmフルサイズだったわけですし。

ただ、一方でそんな妥協を許さないニーズもあるはずで、それが35mmフルサイズ、場合によってはさらに大きな素子へと向かっていくのでしょう。
レンズ交換式と単純に言ってもこんな具合で、二極化していくのではないか?なんて予想しますが、さてどうでしょうか?
この読みが外れていないのであれば、ソニー・オリンパス連合のマイクロフォーサーズと35mmフルサイズはなるほど、と思える戦略であるような気もしました。

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