MacBSの日常生活的日記

FUJIFILM X30

FUJIFILMから新しいコンパクトデジカメ「X30」が9/20に発売になるそうで。

少し前に生産終了になっていたX20の後継ですが、噂になっていた通り、光学ファインダーが廃止されました。
代わりに「光学ファインダーを凌駕した」と謳う「小型コンパクトズームカメラ史上最高」のリアルタイム・ビューファインダーを搭載したそうです。
内容的には236万ドットの有機EL電子ビューファインダーを使いつつ、4枚構成のビューファインダー専用レンズで見えの良いファインダーに仕上げた、ということでしょう。
ファインダー倍率は0.65倍、視野率は100%ですし、パララックスは当然なく、絞りもプレビューできるわけですから、謳い文句通りならEVFも悪くはないかな。

もう一つの特徴はデュアルリングとチルト式液晶、そして三次元形状グリップとのこと。
特に最後のグリップは大容量バッテリー(NP-95)に変更したから、というのも大きな理由でしょう。
NP-95は古くはFinePix F30/F31fd、最近だとX100/X100Sで使われていたもので、無闇に新しいものを増やしてないのは好感が持てます。
逆に言えば、今でもF31fdを使ってるような層にアピールしたいという意味合いもあったりして…。
ただ、それだけにさいずはどうしても大きくならざるを得なかったようで、X20ではバッテリー込みで353gだったのがX30では423gとなっています。
外寸も幅や高さは1~2mm程度の差ですが、奥行きが3.5mmほど厚くなっていて、それを強調しないためか、「コンパクトさを醸し出す軍艦部の六角形のシェイプ」なんていう謳い文句が載っていて、ちょっと苦笑いが入りました。

あとはフィルムシミュレーションに“クラシッククローム”が追加されたのと、最近のXシリーズ同様、スマホアプリでのWi-Fi連携ができるようになったところが違いでしょうか。
逆にレンズや撮像素子は変わりないようですから、X20を選んだ層にはアピールが弱いかも。
それこそやっぱりFinePixをまだ使ってるユーザーがターゲットなのだろうなと思います。

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