MacBSの日常生活的日記

FUJIFILM X-T1

富士フイルムから一眼スタイルのミラーレスカメラ「X-T1」が2/15に発売予定だそうで。

少し前から噂になっていましたが、EVFを光軸上に持ってきた一眼風のモデルが出てきましたね。
私はレンジファインダー機のように背面左端にファインダーがあるのも好きですし、一眼っぽいデザインに縛られなくても良いのかなぁとも思うのですが、セールス的にはそれなりの価格帯ではやっぱり一眼っぽいほうが良いのでしょうね。

ただ、今回のは見た目だけではなく、だいぶ力の入ったモデルになってるようです。
EVFも搭載したからには…というわけでもないでしょうが、236万ドットの有機ELとなっていて描画レスポンスも格段に向上しているようですし、ファインダー倍率も0.77倍とかなり高めです。
その解像度を活かして、フル、ノーマル、さらに縦撮影時のバーティカル、フォーカスを並列表示するデュアルと4つの画面モードを持っています。
本来であれば自社レンズを使ってほしいところでしょうが、マウントアダプタも考慮した画面モードを用意してくれるのは富士フイルムらしいですね。

なお、レンズキットは標準ズームの「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」が付属しますが、以前からロードマップで示されていた「XF 56mm F1.2 R」も今回正式発表されていて、こちらは2/22の発売予定だそうです。

Xマウントは基本的にAPS-Cまでしか対応してないですが、X-Trans CMOSの解像度と偽色の少なさ、それにサイズと画質を両立したレンズ群が揃ってるのが個人的には好みです。
ただ、今回の一眼スタイル同様、セールストークとしては35mmフルサイズのほうがアピールが強いようで、そこをどう対策していくかが今後のポイントかも。
レンズのイメージサークルが大丈夫かどうかがありますが、EVFなら普段構えで縦構図になるカメラも出たら良いのになぁと、縦構図好きな私はいつも思います。
レンジファインダースタイルでEVFを縦と横の2箇所のいずれかに付け替えるような形なら、そう大きな仕様変更なしに対応できそうですが、どこか出してくれないかなぁ。

他にもいち早くSDカードのUHS-II対応を果たしていたり、防塵・防滴構造と防寒性能を実現したりと、本気度合いを感じて次期メイン機を検討する身としては結構気になるモデルです。
先日、X-M1をお借りして気に入ったWi-Fi転送機能もありますし。
やや気になるとすればやはりレンズ資産の部分でしょうか。
フジのレンズも優秀ではありますが、サードパーティからXマウントが出る様子がなく、どうも仕様情報も公開していないっぽいのは選択肢が狭まって寂しいかなと。
マウントアダプターも徐々にAF対応のものが各社用に出てきつつありますし、そこにXマウント用が登場すれば少し安心感が高まるかもしれません。

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