Fine days

本多孝好さん著の恋愛小説「Fine days」を図書館で借りて読んでみました。

Fine days―恋愛小説
本多 孝好

MOMENT ALONE TOGETHER MISSING 真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-A 真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-B
by G-Tools

この本、タイトルの「Fine days」と、「イエスタデイズ」、「眠りのための暖かな場所」、
そして、「シェード」の全部で4作の短編からなっています。

恋愛小説といいながらもメロドラマ的なものではなくて、少し暗い影のある
「わけあり」の登場人物が、どの短編にも登場します。
また、内容もやや空想的なところもあって、表紙の絵の雰囲気で選ぶとちょっと違うかも。

4つの中では、やっぱり「シェード」が温かみのあるストーリで、ぐっと惹かれるものが
ありました。
短編らしい簡潔さと、夢のある「おとぎ話」のような内容で、なかなかでした。

私よりもう少し若くて、恋に悩み多き若人(古ぅ)に、ぴったりな本だと思います。

コメント

  1. hrnhnk より:

    ちょうどこの本を読んだところだったので、Blog Peopleでタイトル検索してたどりつきました。私も「シェード」が一番好きで、心に響きました。

  2. MacBS より:

    hrnhnkさん、コメントありがとうございます。

    「シェード」は心温まるストーリーですよね。
    最初から読み通していくと、最後に「ホッ」とした気分になりました。

    本多さんの作品は、落ち着いたらまた読んでみたいと思います。

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