MacBSの日常生活的日記

Walkman NW-ZX1

SONYからウォークマンのフラグシップモデル「NW-ZX1」が12月に登場するそうで。

名前的には以前のZシリーズの後継ですけど、最近のハイレゾ展開に沿ったのか、かなり力の入ったモデルになってるようです。
お値段的にも75,000円前後とかなりのものですが、メモリ容量が128GBというのを考えれば仕方ない部分もあるのかも。
できれば外部メモリに対応して欲しい気もしますけど、ソフトと両方を扱うソニーとしては著作権上やりたくないのでしょうねぇ。

アルミ削り出しのフレームや本体を一部分厚くしてまで採用した大型コンデンサがなかなかのインパクトで、他社に先行されている高級DAPを威圧する高級感です。
それにしてもポータブルで大きめのコンデンサというのはちょっと意外でしたが、電源用のOS-CONだそうで。
ここからは推測ですが、バッテリーを昇圧しているDC-DCコンバータでの平滑化に使ってるのではないかと。
チャージポンプ電源にはPOSCAPを、デジタルアンプのLPFにもフィルムコンデンサが使われてるそうで、なんだか昔のオーディオコンポーネントのカタログを見ているような気分になります。

そのデジタルアンプもLRそれぞれBTLの「S-Master HX」になってるとのこと。
デジタルアンプは省電力やコストパフォーマンスに優れている印象を持っているんですが、ここはS-Masterを推してきたソニーとしては譲れないところなのでしょう。
同じソニーのPHA-2とのスタンスの違いが面白い感じです。

そんなPHA-2へのデジタル接続ですが、WM-PORT経由でこの「NW-ZX1」と「NW-F880シリーズ」に対応するんだとか。
同じメーカーでありながらライバルのはずのApple製品にのみ対応だったわけですから、これは良い方向です。
そんなAppleのほうはUSBホスト機能をiOS7でiPhone/iPod touchにも開放していますから、さらに先を行きそうな雰囲気ではありますけどね。

PHA-2を使う前提であれば、10月発売のNW-F880シリーズも悪くない選択肢ですが、こちらは64GBが4万円前後ですから、差額だとちょっとPHA-2は買えないですし、容量や持ち歩きやすさに差が出ますからねぇ。

ただし、ZX1のほうは音を重視するあまり、デジタルノイズキャンセリングやFMラジオなどが省かれてますしイヤホンも付属しません。
そこまで徹底すればポタアンとの組み合わせも考えるような人がターゲットでしょうから、その辺りのバランスは難しいところです。
なお、OSはどちらもAndroid 4.1で、Google Playによるアプリ追加にも対応していますし、BluetoothやWi-Fi、NFCなども装備されていて、そこは音に影響しないのかな?と思う部分もあります。

それにしてもソニーは急速にハイレゾへ傾倒してきていますね。
私としてはハードよりもむしろソフト、音源のほうに期待しているのですが、そこの動きはまだあまり見えてきません。
そこは今回のウォークマンでも多少は分かっているようで、非ハイレゾや圧縮音源を「CD以上の高音質」にアップグレードするという「DSEE HX」なる機能も搭載しています。
私には単なるアップサンプリングのような気もしますけど、以前から搭載されている ClearAudio+などと合わせて、ウォークマンらしい「高音質」へのアプローチだなとも感じます。
当面はそれで良いとして、iTunes Storeがハイレゾに動く前にソフトウェア側のテコ入れもしてほしいところです。

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